目次
朝の経済レポート
経済・為替市況 2025年08月20日(水) | 市場動向と経済指標カレンダー
🎯 本日の最重要注目ポイント
- **英CPIとNZ中銀政策金利:** 本日最も重要な経済指標です。特に英国のインフレ率が市場予想から乖離した場合、ポンドは大きく変動する可能性があります。NZの金利決定も同様にNZドルに大きな影響を与えます。
- **主要中央銀行総裁・理事の発言:** ラガルドECB総裁、そして投票権を持つウォラーFRB理事とボウマンFRB理事の発言が予定されています。金融政策に関するヒントが示されれば、市場が大きく反応する可能性があります。
- **FOMC議事要旨の公表:** 前回の会合の詳細が明らかになるため、ジャクソンホール会議を前に、FRBの今後の金融政策の方向性を探る上で極めて重要です。
🇺🇸 米国経済・為替
動向: 前日の米国株式市場は、ダウ平均が小幅に反発した一方、ナスダックは下落とまちまちな展開。今週末のジャクソンホール会議を前に、市場は様子見姿勢を強めています。
見通し: 引き続きジャクソンホール会議でのパウエル議長講演が最大の焦点。それまでは方向感の出にくい展開が続く可能性があります。FOMC議事要旨の内容にも注目が集まります。
🇯🇵 日本経済・為替
動向: 前日の日本市場は、海外市場の動向や為替相場を睨みながらの展開となりました。ドル円は147円台後半で推移しています。
見通し: 本日は本邦からの主要な経済指標発表は限定的ですが、欧米の重要指標や要人発言を前に、積極的な売買は手控えられそうです。海外市場の動向に左右される展開が続くでしょう。
🇨🇳 中国経済・為替
動向: 中国経済は、政府の景気刺激策への期待感がある一方、不動産市場の低迷など懸念材料も残ります。人民元は対ドルで軟調な推移が続いています。
見通し: 本日発表される最優遇貸出金利(ローンプライムレート)が注目されます。金利が引き下げられれば、景気下支えへの期待から市場が好感する可能性があります。
🇪🇺 ユーロ圏経済・為替
動向: 前日の欧州株式市場は、ウクライナ情勢を巡る和平交渉への期待感から上昇しました。ユーロも底堅く推移しています。
見通し: 本日はラガルドECB総裁の講演が最重要イベントです。金融政策に関する発言が出れば、ユーロ相場が大きく変動する可能性があります。ドイツの生産者物価指数やユーロ圏のHICP確報値も注目されます。
🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替
動向: 豪ドルは、RBA高官の発言を前に様子見ムード。NZドルは、本日のRBNZ政策金利発表を前に、神経質な展開となっています。
見通し: 本日のRBNZの政策金利発表が最大の注目材料です。市場の予想通り利上げが見送られるか、また声明文の内容がタカ派的かハト派的かによって、NZドルが大きく動く可能性があります。
🥇 ゴールド & 🛢️ 原油
ゴールド: ドル高や地政学リスクの緩和期待から、NY金先物は下落。ジャクソンホール会議を前に、方向感の定まらない展開が続きそうです。
原油 (WTI): ウクライナ情勢を巡るニュースに一喜一憂する展開。和平交渉への期待感から下落する場面もありましたが、先行き不透明感から下値は限定的です。
🪙 仮想通貨
BTC: 史上最高値更新後、調整局面にあり、軟調な値動き。ジャクソンホール会議でのパウエル議長の発言を前に、リスク回避の動きが優勢となっています。
🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)
時刻 | 国 | 指標名/発言者 | 前回 | 予想 | 重要度 |
---|---|---|---|---|---|
03:10 | 🇺🇸 | ボウマンFRB理事 発言 | – | – | ★★★★☆ |
08:50 | 🇯🇵 | 機械受注 (6月) | – | – | ★★★☆☆ |
08:50 | 🇯🇵 | 通関ベース貿易収支 (7月) | – | – | ★★★☆☆ |
10:00 | 🇨🇳 | ローンプライムレート (8月) | – | – | ★★★☆☆ |
11:00 | 🇳🇿 | NZ中銀政策金利 | – | – | ★★★★★ |
15:00 | 🇬🇧 | 消費者物価指数 (7月) | – | – | ★★★★★ |
15:00 | 🇩🇪 | 生産者物価指数 (7月) | – | – | ★★★☆☆ |
16:10 | 🇪🇺 | ラガルドECB総裁 発言 | – | – | ★★★★☆ |
18:00 | 🇪🇺 | ユーロ圏 HICP (確報値) (7月) | – | – | ★★★★☆ |
27:00 | 🇺🇸 | FOMC議事要旨 | – | – | ★★★★★ |
未定 | 🇺🇸 | ウォラーFRB理事 発言 | – | – | ★★★★☆ |
注記:
本日発言予定のFRB高官のうち、ボウマン理事とウォラー理事は2025年のFOMCで投票権を持ちます。ボスティック連銀総裁は投票権を持ちません。