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朝の経済レポート 2025年08月28日(木)






朝の経済レポート 2025年08月28日(木)

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2025年08月28日(木) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • **ウォラーFRB理事の発言に注目 (日本時間 翌7:00):** 常任投票権を持つウォラー理事の発言は、今後の米金融政策の方向性を占う上で極めて重要です。特に、最近の政治的圧力に関する見解や、インフレ・雇用に対するスタンスが注目されます。
  • **ECBの金融政策スタンスを探る (日本時間 18:00, 20:30):** デギンドス副総裁の講演と7月理事会の議事要旨が相次いで発表されます。ユーロ圏のインフレ見通しや、今後の利上げペースに関する手がかりが得られるか、市場の関心が高まっています。
  • **米国労働市場の今を映す新規失業保険申請件数 (日本時間 21:30):** 毎週発表されるこの指標は、労働市場の健全性を測る先行指標として重視されています。市場予想との乖離が大きい場合、FRBの金融政策への思惑から相場が大きく変動する可能性があります。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 前日の米国市場は、引け後に発表されるエヌビディアの決算への期待感から主要3指数がそろって上昇。S&P 500は過去最高値を更新しました。トランプ大統領によるFRB理事解任騒動がFRBの独立性への懸念を呼び、早期利下げ期待を高める一因となりましたが、市場は比較的落ち着いた反応を見せました。

見通し: 本日はウォラーFRB理事の発言と新規失業保険申請件数が最大の注目材料です。理事の発言がタカ派的であればドル買い、ハト派的であればドル売りに振れる可能性があります。新規失業保険申請件数が市場予想から大きくかい離した場合も、相場変動要因となります。エヌビディアの決算結果が時間外取引でどう反応するかも、本日の市場心理に影響を与えそうです。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 前日の東京株式市場は、米株高の流れを受けて半導体関連株を中心に日経平均が反発。一方、TOPIXは小幅安と方向感に欠ける展開でした。為替は、ドル円が一時148円に迫るも上値は重く、147円台半ばで推移しました。

見通し: 本日は、海外の重要指標や要人発言を前に、積極的な売買は手控えられ、様子見ムードが強まる可能性があります。日銀の中川審議委員の挨拶が予定されていますが、会見内容は明日公表のため、本日の市場への影響は限定的とみられます。海外市場の動向をにらみながらの展開となりそうです。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 上海総合指数は続落。不動産不況の長期化懸念が重しとなっています。人民元は対ドルで元高基準値が設定され、一時昨年11月以来の元高水準を付けました。

見通し: 政府の景気刺激策への期待感が相場を下支えする一方、不動産セクターの信用の問題が引き続き上値を抑える展開が予想されます。人民元の動向は、当局の意向を反映した動きが続くか注目されます。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 前日の欧州株式市場は、米エヌビディア決算への期待感から総じて堅調でした。為替は、フランスの政局不安への懸念からユーロが売られる場面も見られました。

見通し: 本日はECBのイベントが目白押しです。デギンドス副総裁の講演と理事会議事要旨の内容が、今後のユーロの方向性を大きく左右するでしょう。タカ派的な内容であればユーロ買い、ハト派的な内容であればユーロ売りが強まる可能性があります。第2四半期GDPなどの経済指標もあわせて注目されます。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 昨日は豪7月CPIが市場予想を上回り、インフレ圧力の根強さを示したことから、豪ドルは底堅く推移しました。

見通し: 本日は4-6月期の民間設備投資が発表されます。RBAのハト派姿勢が豪ドルの上値を抑える一方、根強いインフレが下値を支えるという綱引き状態が続くとみられます。指標結果がRBAの利下げペースへの思惑にどう影響するかが焦点です。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: FRBの独立性への懸念から米利下げペースが加速するとの観測が広がり、ドル建てで取引される金は上昇。1グラムあたり17,700円台に乗せるなど、高値圏で推移しています。

原油 (WTI): 米週間在庫統計で原油在庫が市場予想を上回る減少を示したことが好感され、買いが優勢となりました。一方、ロシアの製油所再稼働の報もあり、上値は限定的。1バレル64ドル台で推移しています。

🪙 仮想通貨

BTC: 大口保有者の売却をきっかけとした下落から反発し、11万ドル台を回復。FRBへの政治的圧力による金利先安感が、ビットコインの買い材料の一つと見なされています。11万2,000ドルの抵抗線を突破できるかが目先の焦点です。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:50 🇯🇵 対外・対内証券投資 ★★☆☆☆
10:00 🇬🇧 ネーションワイド住宅価格 ★★★☆☆
14:00 🇪🇺 第2四半期GDP (前年同期比) ★★★☆☆
14:00 🇪🇺 第2四半期GDP (前期比) ★★★☆☆
14:00 🇪🇺 第2四半期失業率 ★★★☆☆
17:00 🇪🇺 マネーサプライM3 ★★☆☆☆
17:30 🇬🇧 BOE資本発行額 ★☆☆☆☆
18:00 🇪🇺 デギンドスECB副総裁 講演 ★★★★☆
18:00 🇪🇺 消費者信頼感 ★★★☆☆
20:30 🇪🇺 ECB理事会議事要旨 ★★★★☆
21:30 🇺🇸 新規失業保険申請件数 ★★★★☆
21:30 🇺🇸 企業利益 ★★☆☆☆
23:00 🇺🇸 住宅販売保留指数 ★★★☆☆
翌0:00 🇺🇸 カンザスシティ連銀製造業景況指数 ★★☆☆☆
翌7:00 🇺🇸 ウォラーFRB理事 発言 ★★★★★

注記:
本日発言予定のウォラーFRB理事は、FOMCの常任投票権メンバーです。また、日銀の中川審議委員が挨拶を行いますが、会見内容の公表は翌29日の予定です。


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