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朝の経済レポート 2026年02月26日(木) | 経済・為替市況


目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年02月26日(木) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 日経平均・史上最高値更新(前日2/25): 終値58,583円(+1,262円・+2.20%)。日銀審議委員の後任人事案が「ハト派寄り」と受け止められ、急激な追加利上げ懸念が後退したことが追い風となった。売買代金8兆円超と流動性を伴った上昇で、トレンド継続型と評価される。
  • 米SOX(フィラデルフィア半導体指数)最高値更新: 前日の米国株高とSOX最高値更新を受けた半導体・電機関連への物色が継続。NYダウ+370ドル(+0.75%)、ナスダック+1.04%と米国株も反発。
  • BTC大幅反発(+6.42%): ビットコインが68,293ドルまで急回復。高値70,171ドルを記録し、暗号資産市場全体のリスクオン地合いが鮮明に。
  • 本日の注目指標(22:30)米新規失業保険申請件数 ★★: 前回20.6万件・予想21.6万件。米労働市場の健全性を示す週次指標。FRBの金融政策見通しに直結するため、サプライズに注意が必要。

🇺🇸 米国経済・為替

動向(2/25終値): NYダウは49,174.50ドル(+370.44・+0.75%)、S&P500は6,890.07(+52.32・+0.76%)、ナスダックは22,863.68(+236.41・+1.04%)と3指数そろって反発。前日まで続いたAI関連株のバリュエーション懸念が一服し、セールスフォース・IBM等のSaaS・ITサービス企業への買い戻しが主導した。フィラデルフィア半導体指数(SOX)は最高値を更新し、半導体セクターへの強気センチメントが継続。米10年国債利回りは4.029%(前日比-0.006)とわずかに低下。USD/JPY現在値は156.321円(-0.08%)。

見通し: 米国市場はリスクオン基調を維持しつつも、高水準の長期金利がグロース株のバリュエーション圧力となっている。本日22:30発表の新規失業保険申請件数(前回20.6万件)が想定より悪化した場合、FRB利下げ期待が高まりドル売り・株高の展開も想定される。AI懸念が再燃した場合のハイテク株調整リスクにも引き続き注視が必要。

🇯🇵 日本経済・為替

動向(2/25終値): 日経平均は58,583.12円(+1,262.03・+2.20%)と大幅続伸し、史上最高値を更新。TOPIX は3,843.16(+27.18・+0.71%)と続伸したが、日経平均に比べ上昇率は抑えめ。日銀審議委員の後任人事案が「ハト派寄り」と市場に受け止められ、急激な追加利上げ懸念が後退。ドル/円は現在値156.321円(-0.08%)と円安基調は継続しており、輸出関連銘柄の業績期待を支えている。

見通し: 日銀の利上げペースに対する市場の懸念が後退したことで、株式市場には追い風。本日14:00発表の「景気動向指数(確報値)12月」(前回・予想ともに110.2)の数値が下振れた場合、景気減速懸念から円高・株安への反応もあり得る。円安基調が続く限り輸出株は堅調が予想されるが、日米金利差の縮小方向には引き続き注目が必要。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: USD/CNH(オフショア人民元)は現在値6.85336(-0.01%)とほぼ横ばいで安定推移。中国当局による為替介入・人民元安容認の動向は変わらず、輸出競争力維持への意識が続いている。

見通し: 中国経済の回復ペースに関する不透明感は依然として高く、人民元は引き続き方向感を欠く展開が予想される。春節後の経済活動再開の勢いや、米中関係(関税・技術規制)の動向が中期的な注目材料となる。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: EUR/USDは1.18130(+0.34%)とドル軟化を背景にユーロが上昇。EUR/JPYは184.657(-0.06%)とほぼ横ばい。本日19:00には「ユーロ圏景況感指数(2月)」(前回99.4・予想99.5)と「消費者信頼感指数(確報値)」(前回・予想ともに-12.2)の発表が予定されており、欧州経済の現状確認材料となる。

見通し: ECBによる利下げ継続期待がユーロの下支えになっているが、ユーロ圏の景況感が予想を下回った場合はユーロ売り圧力が強まる可能性がある。また、18:00発表のマネーサプライM3(前回2.8%)の伸びが鈍化すれば、ECBのさらなる緩和姿勢を示唆しユーロ安要因となり得る。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: AUD/USDは0.71217(0%)とほぼ変わらず横ばい。AUD/JPYは111.308(-0.07%)とわずかに円高方向。NZD/USDは0.59980(-0.02%)、NZD/JPYは93.760(-0.02%)と小動き。本日09:00にNZのANZ企業信頼感2月(前回64.1)の発表が予定されており、NZD方向性の確認材料となる。

見通し: 豪中銀(RBA)は利下げサイクルに入っており、引き続きAUDの上値は重い展開が予想される。NZDも先週のRBNZ利下げの影響が残っており、NZD売り圧力が続く可能性がある。中国経済の動向がオセアニア通貨全般に影響するため、中国関連指標にも注意が必要。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: XAU/USD(金スポット)は5,164.962ドル(+0.41%)。高値5,217.848ドルを記録し、安全資産需要とインフレヘッジ需要が継続。銀(XAG/USD)は89.197ドル(+2.32%)と金を上回る上昇率。金の高値圏維持は地政学的リスクと中央銀行の金購入需要が背景にある。

原油 (WTI): WTI原油は65.567ドル(-0.75%)と軟調。需要懸念と石油在庫の積み上がり懸念が重石となっている。前週分の石油在庫統計では予想比で大幅な積み増しが示されており(前回-901.4万バレル、予想+1,598.9万バレル)、需給緩和懸念が上値を重くしている。OPEC+の増産延期方針が下値を支えるか注目。

🪙 仮想通貨

BTC: BTC/USDは68,293ドル(+6.42%)と大幅反発。高値70,171ドル・安値63,925ドルと値幅が大きく、リスクオン地合いを強く反映した動き。株式市場の反発と連動し、機関投資家の買い戻しが入ったとみられる。ETFへの資金流入動向が継続的な上昇の鍵を握る。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻(JST) 指標名/発言者 前回 予想 重要度
09:00 🇳🇿 NZ ANZ企業信頼感 02月 64.1
09:30 🇦🇺 豪 民間設備投資 第4四半期 [前期比] +6.4% 0.0%
14:00 🇯🇵 日本 景気動向指数(確報値)12月 [景気先行指数] 110.2 110.2 ★★
17:30 🇪🇺 EU ラガルド ECB総裁 発言 ★★
18:00 🇪🇺 ユーロ圏 マネーサプライM3 01月 [前年比] 2.8%
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 景況感指数 02月 99.4 99.5
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 消費者信頼感指数(確報値)02月 -12.2 -12.2
22:30 🇺🇸 米国 新規失業保険申請件数(2/15-2/21週) 20.6万件 ★★
22:30 🇨🇦 カナダ 経常収支 第4四半期 -96.8億CAD
翌0:30 🇺🇸 米国 EIA週間天然ガス貯蔵量変化

注記:
・時刻はすべて日本時間(JST)。・重要度は★(低)~★★★(高)で表示。・予想値「-」は発表時点で予想なし。・本レポートは情報提供を目的としており、投資助言ではありません。投資判断はご自身の責任において行ってください。

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