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朝の経済レポート 2026年02月28日(土) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年02月28日(土) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 本日(土曜日)は主要市場が休場: 本日は2月27日(金)の市場を振り返る週末レポートです。
  • 日経平均が4日続伸・最高値更新: 2月27日の日経平均は前日比96円高の58,850円で引け、3日連続の史上最高値を更新。TOPIXも取引時間中に最高値を更新した。
  • 米国株は下落(IT・ハイテク安): 2月27日の米国市場はNYダウが48,962ドル(-537.10ドル、-1.08%)、S&P500が6,908.86(-37.27、-0.53%)と下落。エヌビディアの決算後の反動売りが全体の足を引っ張った。
  • ドル円は156円台で方向感欠く: 日銀高田審議委員の「物価上振れリスク」発言で一時155.69円まで下落したが下げ渋り、終値156.117円(-0.02%)。
  • 金価格が急騰・WTI原油も上昇: 金(XAU/USD)は$5,278.83(+$93.53、+1.8%)と大幅高。WTI原油も$67.19(+$1.77、+2.71%)と上昇。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 2月27日(金)の米国株式市場は続落。NYダウは前日比537.10ドル安の48,962ドル(-1.08%)、S&P500は37.27ポイント安の6,908.86(-0.53%)、ナスダックは22,878で引けた。好決算を発表したエヌビディア株が事前の期待上昇の反動で5%超の急落となり、AI・半導体関連株全体が売られた。一方、前日(2月26日)は決算を発表したセールスフォースが急伸し、ソフトウエア関連株を牽引してダウは3日続伸していた経緯がある。経済指標面では、米新規失業保険申請件数が21.2万件(市場予想21.6万件を下回る)と労働市場の底堅さを示した。

見通し: トランプ政権の関税・財政政策を巡る不透明感から積極的なドル買いは手控えられる状況が続く。来週の米雇用統計(3月7日予定)に向けて市場の関心は労働市場の強弱に集まる見通し。エヌビディア決算をめぐるAI投資の持続性への不安が払拭されておらず、ハイテク株の上値が重い局面が続く可能性がある。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 2月27日(金)の東京株式市場は日経平均が前日比96円高の58,850円で4日続伸し、3日連続の史上最高値更新となった。前場は米国ハイテク株安を受けて一時600円超の大幅下落を演じたが、プライム市場銘柄の約83%が値上がりする「超需給相場」が続き、後半にかけて切り返した。TOPIXも取引時間中の最高値を更新。為替ではドル円が156.117円(-0.02%)と小幅円高。日銀の高田審議委員が「物価が予想以上に上振れするリスクも念頭に置く必要がある」と発言し、一時155.69円まで下落する場面もあった。高市首相は「金融政策の具体的手法は日銀にゆだねられるべき」と発言し、日銀の独立性を尊重する姿勢を示した。

見通し: 日経平均は6万円という歴史的大台が目前に迫っており、来週も引き続き最高値更新への挑戦が続く見通し。日銀の3月追加利上げ観測が引き続き材料視され、円の動向に注目が集まる。157円付近には戻り売りが想定され、ドル円の上値は抑えられそうだ。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: USD/CNHは6.86181(前日比+0.019、+0.28%)と人民元が対ドルでやや軟調に推移した。中国は2月23日(月)が春節明けの休場日であり、先週後半から通常取引が再開している。

見通し: 中国政府による景気対策や人民銀行の金融政策動向が引き続き注目される。対米貿易摩擦の再燃リスクや不動産セクターの動向も人民元の先行きに影響を与えるとみられる。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: EUR/USDは1.18130(+0.00147、+0.12%)とユーロが小幅上昇。EUR/JPYは184.422(+0.292、+0.16%)。ECBのラガルド総裁は欧州議会において「デジタルユーロ実現が重要な使命」と述べ、2027年10月の任期満了まで職務を全うする意向を改めて表明し、早期退任観測を否定した。

見通し: ECBの利下げペースを巡る思惑がユーロ相場の鍵を握る。ラガルド総裁の任期継続表明はECB政策の継続性を示すとして比較的安定した見方を市場に与えている。来週のユーロ圏経済指標(CPI・GDP等)が次の材料となる。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: AUD/USDは0.71138(+0.00066、+0.09%)、AUD/JPYは111.05(+0.03、+0.03%)と小幅高。NZD/USDは0.59945(+0.00169、+0.28%)、NZD/JPYは93.580(+0.215、+0.23%)と比較的堅調。先週発表されたNZの10-12月期小売売上高が前期比+0.9%と予想(+0.6%)を上回り、NZドルの底堅さを支えた。

見通し: 豪準備銀行(RBA)の追加利下げ観測と中国の経済動向が豪ドルの先行きを左右する。NZドルは国内消費の回復が続くか否かが注目点。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 金(XAU/USD)は$5,278.83(前日比+$93.53、+1.8%)と大幅上昇。高値は$5,279.32、安値は$5,167.10。地政学的リスクへの回避需要やインフレヘッジ需要が引き続き金価格を押し上げている。

原油(WTI): WTI原油は$67.19(+$1.77、+2.71%)と上昇。高値$67.76、安値$64.85。供給制約への懸念や需要回復期待が下値を支え、週末に向けて買いが入った。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコイン(BTC/USD)は$65,651(前日比-$1,878、-2.78%)と下落。高値$68,300、安値$65,172。米国株式市場のリスクオフ地合いと連動する形で売りが先行した。暗号資産市場全体として調整局面が続いており、ETFフローの動向が注目される。

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