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朝の経済レポート 2026年03月04日(水) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年03月04日(水) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 日経平均が今年最大の下落: 3月3日(火)の東京市場は-1,778円(-3.06%)の急落で56,279円。中東情勢の緊迫化で原油が急騰し、全33業種が下落した。
  • WTI原油が+4.92%急騰・ゴールドは逆行安: ホルムズ海峡封鎖懸念でWTIは74.31ドルへ急騰。一方でゴールドは5,088ドル(-4.39%)と有事の金買いとは逆の動き。
  • 米国市場はまちまち: ダウは-73ドル(-0.14%)も、AI・半導体株主導でS&P500(+0.03%)・ナスダック(+0.35%)が小反発。
  • 本日の注目指標: 豪州実質GDP(09:30)・中国PMI(10:30)・ユーロ圏HICP速報値/失業率(19:00)・米ADP雇用(22:15)が焦点。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 3月3日(火)のNY市場は中東情勢の緊迫化を受けダウが一時600ドル超の急落となったが、エヌビディア・マイクロソフトなどAI・半導体株の買い戻しが入り損失を縮小。ダウは-73ドル(-0.14%)の48,904ドル、S&P500は+2.74(+0.03%)の6,881.62、ナスダックは+80.6(+0.35%)の22,748ドルで終了。米10年国債利回りは4.036%(+0.095)と上昇し、インフレ懸念が根強い。ドル円は157.578円(-0.06%)と小幅円高。

見通し: 地政学リスクが引き続き相場を揺さぶる展開が続く見通し。原油高が長期化すればインフレ懸念の再燃が避けられない。本日は米ADP雇用者数(22:15)とPMI非製造業確報値(23:45)に注目。雇用の堅調が確認されればFRBの利下げ観測がさらに後退し、ドル高・金利上昇圧力となる可能性がある。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 3月3日(火)の東京市場は今年最大の下落を記録。日経平均は-1,778円(-3.06%)の56,279円、TOPIXは-126.25(-3.24%)の3,772.17と全面安。中東情勢悪化による原油高がインフレ懸念を強め、機関投資家の売りが下げを加速させた。全33業種が下落し、石油・石炭・空運・輸送用機器が下落率上位。日本10年国債利回りは2.125%(+0.065)と上昇。なお、本日13:30から植田日銀総裁が衆院財務金融委員会に出席予定。

見通し: 日経225先物はナイトセッションで5万4,740円(-1,410円)と引き続き下押し圧力が強い。ボリンジャーバンド+1σ(5万8,030円)を下回っており、25日移動平均線(5万5,990円)との攻防が焦点となる。原油高が落ち着かない限りディフェンシブ銘柄へのシフトが続く見通し。本日14:00に日本消費者態度指数(02月・前回37.9)の発表もあり、植田総裁の発言内容と合わせて注目される。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 3月3日のドル人民元(USD/CNH)は6.91614(ほぼ横ばい)と安定推移。人民元は当局の管理下で大きな動きは見られなかった。本日10:30に中国の製造業PMI(02月・前回49.3)とサービス業PMI(02月・前回49.4)が発表される予定。

見通し: 本日発表の製造業PMIは春節明けの需要回復に期待が集まる一方、輸出環境の悪化から50割れ継続が予想される。サービス業PMIも49.4前後での推移が続く見通し。両指標が予想を下回れば人民元安圧力となりうる。全人代(全国人民代表大会)を控えた景気刺激策への期待が市場を支えている。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 3月3日のユーロドルは1.16126(横ばい)、ユーロ円は182.984円(-0.05%)と小幅安。中東リスクによるリスクオフがやや重しとなったが、全体的には落ち着いた動き。

見通し: 本日はユーロ圏の重要指標が集中する。17:55にドイツ非製造業PMI確報値(予想53.4)、18:00にユーロ圏サービス業PMI確報値(予想51.8)、18:30にイギリスのサービス業PMI確報値(前回53.9)が続く。さらに19:00にはユーロ圏HICP速報値(予想+0.5%)と失業率(予想6.2%)が同時発表。HICPが予想を上回ればECBの利下げ期待が後退しユーロ買い材料となる。16:30のスイスCPI(前回-0.1%、予想0.0%)も注視。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 3月3日の豪ドル円は110.872円(-0.11%)、豪ドル米ドルは0.70363(-0.10%)と小幅安。NZドル円は92.804円(-0.09%)、NZドル米ドルは0.58898(横ばい)。中東リスクを背景にリスクオフムードが強まり、資源国通貨のオセアニア通貨はやや軟調に推移した。

見通し: 本日09:30に豪州の実質GDP(第4四半期・前期比、前回+0.4%、予想+0.6%)が発表される。GDPが予想通りか上回れば豪ドルの買い戻しが入りやすい。中東情勢が改善しない限り資源国通貨には逆風が続く見通し。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: XAU/USDは5,088.66ドル(-4.39%)と大幅下落。中東情勢の緊迫化にもかかわらず有事の金買いとは逆の動きとなり、高値5,380ドルから4,996ドルまで急落した。ドル高と金利上昇が重しとなり、高値圏での利益確定売りも加速した模様。

原油 (WTI): WTIは74.310ドル(+4.92%)と急騰。中東情勢の緊迫化によるホルムズ海峡封鎖懸念が主因で、高値は77.207ドルまで上昇した。原油高の長期化はインフレ再燃リスクとなり、各国中銀の政策運営に影響を与える可能性がある。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは68,307ドル(-1.60%)と小幅安。中東情勢によるリスクオフ局面でリスク資産全般に売りが広がり、高値69,530ドルから66,167ドルまで下落後にやや持ち直した。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
09:30 🇦🇺 豪州 実質GDP 第4四半期(前期比) +0.4% +0.6% ★★
09:30 🇦🇺 豪州 実質GDP 第4四半期(前年比) +2.1% ★★
10:30 🇨🇳 中国 製造業PMI 02月 49.3 ★★
10:30 🇨🇳 中国 サービス業PMI 02月 49.4 ★★
16:30 🇨🇭 スイス 消費者物価指数(CPI) -0.1% 0.0% ★★★
17:55 🇩🇪 ドイツ 非製造業PMI 02月(確報値) 53.4 53.4 ★★
18:00 🇪🇺 ユーロ圏 サービス業PMI 02月(確報値) 51.8 51.8 ★★
18:30 🇬🇧 イギリス サービス業PMI 02月(確報値) 53.9 ★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 消費者物価指数HICP(速報値) -0.6% +0.5% ★★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 失業率 01月 6.2% 6.2% ★★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 生産者物価指数(PPI)01月 -0.3% +0.1% ★★
22:15 🇺🇸 米国 ADP雇用者数 02月 2.2万人 ★★
23:45 🇺🇸 米国 PMI非製造業 02月(確報値) 52.3 ★★

注記:
・時刻はすべて日本時間(JST)
・重要度: ★★★=高 / ★★=中
・掲載対象: 米国・日本・ドイツ・ユーロ圏・フランス・英国・カナダ・豪州・NZ・中国・スイスの主要経済指標(重要度2以上)
・JST 00:00〜05:59の指標は前日分のため除外(ISM非製造業景気指数等)

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