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朝の経済レポート
経済・為替市況 2026年04月13日(月) | 市場動向と経済指標カレンダー
🎯 本日の最重要注目ポイント
- 原油急騰 — WTI +9.66%で105ドル台: トランプ大統領がイランへの軍駐留継続と大規模攻撃の可能性に言及。ホルムズ海峡の通航リスク懸念も加わり、原油価格が急騰。エネルギー関連株や輸送コストへの波及に注目。
- 金は反落も高水準を維持、ドル円159円台: 金は4,657ドル(-1.92%)と利益確定売りで反落したものの、依然として高水準。ドル円は159.84円と小幅上昇。
- 本日23:00 米中古住宅販売件数: 住宅市場の動向を示す指標。前回409万件からの変化に注目。住宅ローン金利の高止まりが引き続き重しとなるか。
🇺🇸 米国経済・為替
動向: 4月10日(金)の米国株は高安まちまち。ダウ工業株30種平均は47,916.57(-269.23、-0.56%)と反落。S&P500は6,816.89(-7.77、-0.11%)と小幅安。一方ナスダック総合指数は+0.35%と上昇し、ハイテク株に買いが入った。トランプ大統領のイラン関連発言(軍の駐留継続・大規模攻撃の可能性)が市場心理を圧迫。Morgan StanleyのMike Wilson CIOは「マーケットのプレイブックは戦争前と類似してきている」と指摘した。
見通し: イラン情勢の緊迫化が引き続き市場の重し。OnePoint BFGのPeter Boockvarは「3〜4%のインフレと年末までに1回の象徴的な利下げ」を予想。本日23:00発表の中古住宅販売件数が住宅市場の現状を示す手がかりとなる。原油急騰によるインフレ再燃懸念がFRBの利下げ判断にも影響する可能性がある。
🇯🇵 日本経済・為替
動向: 4月10日(金)の日経平均株価は22,902.89円(+0.35%)と続伸。米国株の底堅さを受けて買い優勢の展開となった。ドル円は159.84円(+0.11%)と小幅な円安ドル高で推移。ユーロ円は186.55円(+0.08%)、ポンド円は214.05円(+0.09%)。
見通し: 週明けはイラン情勢を受けた原油急騰(WTI +9.66%)の影響を消化する展開。エネルギー関連株には追い風だが、製造業や運輸セクターにはコスト増懸念が重し。本日08:50にマネーストックM2(3月)が発表予定。円安基調が続くなか、日銀の金融政策への思惑にも注目。
🇨🇳 中国経済・為替
動向: USD/CNH(オフショア人民元)は6.8419と小幅な元安(+0.1%)。中東情勢の緊迫化による原油輸入コスト増への懸念が人民元の重しとなった。
見通し: 原油価格の急騰は世界最大の原油輸入国である中国にとって逆風。WTI 105ドル台への上昇は貿易収支の悪化要因となり、景気回復の足かせとなる可能性。今週発表される中国経済指標にも注目。
🇪🇺 ユーロ圏経済・為替
動向: EUR/USDは1.1672(-0.01%)と小動き。GBP/USDは1.3392(-0.02%)。欧州通貨は対ドルでほぼ横ばい。地政学リスクの高まりの中、安全資産としてのドル需要がやや優勢。
見通し: イラン情勢の影響でエネルギー供給への懸念が欧州経済の先行き不透明感を高める可能性。今週はユーロ圏の経常収支・貿易収支(4/17)が控えている。原油高がユーロ圏のインフレ動向にどう影響するかも焦点。
🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替
動向: AUD/USDは0.7019(+0.42%)と堅調。資源国通貨としてコモディティ価格上昇の恩恵を受けた。AUD/JPYは112.17(+0.48%)と上昇。NZD/USDは0.5801(+0.02%)と小動き。NZD/JPYは92.73(+0.16%)。
見通し: 原油・コモディティ価格の上昇は資源国通貨である豪ドルにとって追い風。ただし地政学リスクが過度に高まればリスクオフの売りに転じる可能性も。豪ドルの底堅さが今週も継続するか注視。
🥇 ゴールド & 🛢️ 原油
ゴールド: 金先物は4,656.85ドル(-91.34ドル、-1.92%)。高値4,748.19ドルから利益確定売りで反落。中東の地政学リスクが下支えとなるものの、短期的な過熱感から調整の動き。銀は73.39ドル(-3.32%)と金以上の下落。
原油 (WTI): WTI原油は105.07ドル(+9.26ドル、+9.66%)と急騰。トランプ大統領が「軍はイランに駐留し続ける」「合意が成立しなければこれまでに見たことがないほどの大規模な攻撃が行われる」と発言。ホルムズ海峡の通航リスクへの懸念も重なり、週末を挟んで大幅上昇となった。
🪙 仮想通貨
BTC: ビットコインは70,776ドル(-2,253ドル、-3.09%)。高値73,212ドルから反落。地政学リスクの高まりを受けたリスクオフムードが暗号資産市場にも波及し、売り優勢の展開となった。
🗓️ 本日発表予定の主要経済指標
| 時刻 | 国 | 指標名 | 前回 | 予想 | 重要度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:50 | 🇯🇵 | マネーストックM2 3月 [前年比] | 1.7% | — | ★ |
| 21:30 | 🇨🇦 | 住宅建設許可 2月 [前月比] | 4.8% | — | ★ |
| 23:00 | 🇺🇸 | 中古住宅販売件数 3月 | 409万件 | — | ★★ |
| 23:00 | 🇺🇸 | 中古住宅販売件数 3月 [前月比] | 1.7% | 0.1% | ★★ |
注記:
本レポートは2026年4月13日(月)朝時点の情報に基づいて作成しています。市場概況は4月10日(金)の終値データを使用しています。経済指標は本日JST 6:00〜翌日JST 6:00の発表予定分を掲載しています。指標の数値は速報値であり、後日改定される場合があります。投資判断はご自身の責任でお願いいたします。
