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朝の経済レポート 2026年04月20日(月) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年04月20日(月) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • カナダCPI(21:30 JST): 本日最大の注目指標。前回1.8%から予想2.6%へ大幅上昇が見込まれる。インフレ加速が確認されればカナダドル強含みの可能性。
  • イラン情勢・週明け相場: 先週金曜日にイランがホルムズ海峡を「完全に開放」と宣言し、S&P500とナスダックが過去最高値を更新。週明けも引き続きヘッドライン相場となる可能性が高い。
  • ドル円158〜160円の攻防: 片山財務相・三村財務官の円安けん制発言と原油高止まりによる円先安観が拮抗。160円接近で介入警戒が高まる水準感を維持。
  • ドイツPPI(15:00 JST): 前回-0.5%から予想+1.4%と大幅改善予想。ユーロ圏インフレ動向を占う先行指標として注目。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 先週金曜日(4月17日)の米国株式市場は続伸し、S&P500とナスダック総合指数が過去最高値を更新した。イランがホルムズ海峡を「完全に開放」と宣言し、イスラエルとレバノンの停戦合意報道も加わり投資家心理が大きく改善。ダウ工業平均は925ポイント超(+1.90%)の大幅高で49,503.97ドルで引け、S&P500は7,100の節目を超えた。ナスダック総合指数は24,286.47で終了した。為替はUSD/JPYが159.13円(前日比+0.2%)、EUR/USDが1.1742で引けた。

見通し: 本日(4月20日)は米国から主要経済指標の発表はない。FRBはブラックアウト期間入り直前の状況で、市場はイラン情勢の進展を注視している。トランプ大統領が「合意見通しは非常に良好」と発言しており、週明けもヘッドラインに振らされる展開が予想される。ドル円は158〜160円のレンジ内推移が見込まれる。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 先週金曜日(4月17日)の日経平均は4日ぶりに反落し、終値は前日比1,042円安の58,475.90円となった。前日に過去最高値59,688.10円を記録した後、週末の手じまい売りと高値警戒感が重なり下落。直近3日間で3,000円近く上昇した反動が出た。訪米中の片山財務相と三村財務官が円安けん制発言を行い、一時158.27円まで円高が進む場面もあったが、原油高による円先安観から再びドル買いが優勢となった。

見通し: 日経平均は60,000円の大台が視野に入る水準まで上昇してきたが、株価水準の高さと企業業績の兼ね合いで買いにくい局面。ドル円は160円接近で政府・日銀の介入警戒が強まるため戻り売りが出やすい。本日は国内に主要指標発表はなく、海外動向(イラン情勢・カナダCPI)が相場の方向性を決定づける。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 先週金曜日(4月17日)の上海総合指数は4,055.55(前日比+28.34)と小幅上昇した。USD/CNHは6.8264(前日比+0.02%)とほぼ横ばいで推移した。原油価格の変動と中東情勢を注視しながら、比較的落ち着いた動きが続いた。

見通し: 本日は中国からの主要経済指標発表はない。米中貿易摩擦の行方や中東情勢の変化が引き続き材料となる。対ドルの人民元相場は当局の管理下で比較的安定した動きが継続するとみられる。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 先週金曜日(4月17日)のユーロ圏市場は独DAXが24,154.47(前日比+87.77)、英FTSEが10,589.99(+30.41)と小幅上昇した。ECBは3月理事会の議事録を公表し、中東戦争による見通しの不確実性上昇を認めつつも「悪化シナリオの可能性が高まらない限り性急な行動を取らない」との方針を維持した。EUR/USDは1.1742(前日比+0.01%)で終了した。

見通し: 本日はドイツPPI(15:00)、ユーロ圏経常収支(17:00)、ユーロ圏貿易収支(18:00)が発表される。ドイツPPIが予想通りの大幅改善となればユーロの支援材料となる可能性がある。ECBの利下げ観測と中東情勢を巡る不確実性の中、ユーロは1.17台を維持できるかが焦点となる。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 先週金曜日(4月17日)のAUD/JPYは113.58円(前日比+0.36%)、AUD/USDは0.7139(+0.16%)、NZD/JPYは93.34円(+0.33%)、NZD/USDは0.5866(+0.12%)とオセアニア通貨はいずれも小幅上昇した。豪ASX200は8,955.02(-23.67)と小反落した。先週の豪3月雇用統計では新規雇用者数が前月の急減から回復し+1.79万人(予想+2.0万人)となり、失業率は4.3%を維持した。

見通し: 本日はNZ貿易収支(07:45)の発表がある。前回-3.65億NZDから予想+6.98億NZDへの大幅改善が見込まれており、実績次第でNZドルが動意づく可能性がある。全体的にはリスク選好度とイラン情勢に連動した動きが続くと予想される。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 先週金曜日(4月17日)のゴールド(XAU/USD)は4,760.58ドル(前日比-69.85ドル、-1.45%)と下落した。イラン停戦協議進展期待によるリスク選好の高まりが安全資産としての金への需要を後退させた。それでも4,760ドル台で底堅さを維持しており、過去最高値圏での推移が続いている。

原油 (WTI): WTI原油は92.13ドル(前日比+4.88ドル、+5.59%)と大幅上昇した。イランのホルムズ海峡開放宣言にもかかわらず、中東全体の緊張継続や旺盛なエネルギー需要観測から買いが優勢となった。90ドル超えの高止まりはインフレ圧力の継続要因として引き続き注目される。

🪙 仮想通貨

BTC: 先週金曜日(4月17日)のビットコイン(BTC/USD)は73,862ドル(前日比-1,827ドル、-2.41%)と下落した。週内高値76,248ドルから調整が続き、74,000ドルを維持できなかった。週明けはイラン情勢の進展に伴うリスク選好回復が支援材料となるかが焦点で、73,000〜75,000ドルのレンジ推移が想定される。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
07:45 🇳🇿 NZ 3月貿易収支 -3.65億NZD +6.98億NZD ★★
15:00 🇩🇪 ドイツ 3月PPI(前月比) -0.5% +1.4% ★★
17:00 🇪🇺 ユーロ圏 2月経常収支 379.0億ユーロ
18:00 🇪🇺 ユーロ圏 2月貿易収支 -19.0億ユーロ ★★
21:15 🇨🇦 カナダ 3月住宅着工件数 25.09万件 25.0万件
21:30 🇨🇦 カナダ 3月CPI(前年同月比) 1.8% 2.6% ★★★
21:30 🇨🇦 カナダ 3月CPI(前月比) 0.5% 1.1% ★★★

注記:
・市場概況は先週金曜日(2026年4月17日)のデータを基準としています(本日は月曜日のため)。
・本日(4月20日)は米国からの主要経済指標発表はありません。
・経済指標の発表時刻はJST(日本標準時)です。予告なく変更される場合があります。
・掲載指標は重要度・信頼性を確認してフィルタリングしています(雇用統計・PPIは本日の発表なし)。

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