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朝の経済レポート 2026年05月25日(月) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年05月25日(月) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国メモリアルデー・欧州聖霊降臨祭月曜日(Whit Monday):米国(NYSE・NASDAQ)、ドイツ、フランス等が休場。主要経済指標の発表予定なし。流動性の低い薄商いに注意。
  • 先週末(5/22)の米国株は8週連続陽線で締めくくり。S&P500は7,473.47(+0.37%)、ダウは新高値更新(+0.58%)、ナスダック100(+0.42%)。日経平均は63,339.07円(+1,879.73円)と大幅続伸。
  • ドル円は158.98円前後(5/22終値)。日銀・小枝審議委員が追加利上げに前向きな姿勢を示したが、円高は限定的。本日は米市場休場のため一方向への動きは出にくい。
  • NY原油(WTI)96.35ドル(▼1.91)。イラン情勢:米イラン合意最終草案が間もなく発表との観測報道あり。合意成立なら原油急落→インフレ緩和→リスクオンの連鎖に注意。
  • ビットコインは77,001ドル(+0.47%)。週明けは先物・仮想通貨等が中心の動きとなる見込み。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 先週末5月22日(金)、米国株は8週連続陽線で引け。S&P500は7,473.47(+0.37%)で年初来高値圏に接近。ダウは前日比約283ドル高で新記録終値を更新し、8日続騰。ナスダック100も+0.42%。5月PMI速報値は製造業が55.3(予想53.8上回り)と好調。新規失業保険申請件数は20.9万件と健全な水準。一方で米イラン協議の最終草案報道が入り乱れ、一時的な乱高下が見られた。本日5月25日はメモリアルデー祝日のため、NYSE・NASDAQ・債券市場は全日休場。

見通し: 本日は米市場休場で実質的な価格発見機能が停止。先物は薄商い、S&P500先物は前週末比▼0.40%前後で推移しているが振れ幅は大きくなりやすい。今週注目は27日(水)のFOMC議事要旨と29日(木)のGDP改定値・PCEデフレーター。PCEが予想(前月比+0.1%)を上回れば9月利下げ期待が後退しドル高、下回れば利下げ観測再燃でドル安・株高の展開。リスクシナリオとして、イラン合意が正式発表された場合はWTIが90ドル割れを試す急落となり、インフレ圧力低下→利下げ期待回復の連鎖が起きうる。逆に合意決裂・中東緊張再燃なら原油100ドル超え→米株急落のリスク。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 5月22日(木)の日経平均は63,339.07円(前日比+1,879.73円)と大幅続伸。AI・半導体関連株を中心に買いが集まり、終値ベースで年初来高値を更新。ドル円は158.98円前後(終値)で横ばい推移。日銀・小枝審議委員が「物価の上昇リスクの方が景気後退リスクよりも大きい」と述べ、追加利上げへの前向き姿勢を示した。4月貿易収支は3019億円の黒字(3か月連続黒字)。ただしホルムズ海峡封鎖の影響で原油輸入量が前年比63.7%減と大きく落ち込んでいることに起因。

見通し: ドル円は本日158.40〜159.60円のレンジを想定。日銀の追加利上げ観測が円安抑制要因として意識されるが、米国が休場のため本日は方向感が出にくい。159.50円超えは政府・日銀の介入警戒ゾーンに入るため上値は重く、一方で157円台前半では米利上げ観測や財政悪化懸念がドル買い需要を支える。今週の日経は62,000〜65,000円のレンジを想定。イラン合意が進展すれば原油安→エネルギー輸入コスト低下→日本企業収益改善の連鎖でリスクオン。逆に中東緊張が再燃すれば円高・日経安の二重安に注意。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 5月22日(金)の上海総合指数は4,077.277(▼84.908)と続落。国内需要の低迷と米中貿易摩擦懸念が重し。中国系ネット証券2社に中国当局が重い行政処分を下したとの報道が圧迫材料に。人民元は対ドルで安定推移しているが、構造的な資本流出圧力が継続。

見通し: 上海総合は4,000〜4,150円のレンジを想定。当局の規制強化リスクと景気刺激策期待が綱引き状態。今週末に発表予定の中国PMI(製造業・非製造業)が製造業で50を維持できるかが焦点。50を下回れば景気悪化懸念が強まり上海安→資源国通貨安の連鎖、上回れば鉄鉱石・銅価格の持ち直しに繋がる。イラン情勢の落ち着きは中国にとって原油輸入コスト低下として好材料。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 5月22日(金)の欧州株はEURO STOXX 600が625.12(+4.56、+0.73%)。英FTSEは10,466.26(+22.79、+0.22%)。独DAXは24,606.77(▼130.47)と小幅軟化。5月PMI速報値は欧州全体的に弱く、フランス製造業48.9(予想52.1を大幅下回り)、サービス業42.9と大幅悪化。ドイツ製造業は49.9(予想51.0下回り)。EUR/USDは1.1154前後。本日はドイツ・フランスがWhit Monday(聖霊降臨祭月曜日)で祝日。

見通し: EUR/USDは1.10〜1.13のレンジを想定。PMI悪化でECBの利下げ観測が高まっており、ユーロの上値は限定的。1.12を超えてくるにはECBが利下げを見送るシグナルが必要。今週29日(金)のユーロ圏CPI速報値(予想前年比+2.2%)が注目。インフレが予想を上回ればECBの利下げ観測が後退しユーロ買い、下回ればユーロ安の展開。本日は欧州主要国が休場のため流動性が極端に低い点に注意。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 豪ASX(5/22)は8,621.745(+125.169)と大幅続伸。ただし5月22日発表の豪4月雇用統計は失業率4.5%(予想4.3%を上回り)、新規雇用者数▼1.86万人(予想+1.50万人に反し減少)と弱い内容で、豪ドル売りが強まった。NZでは5月13日発表のRBNZ調査で2年インフレ期待が2.53%に上昇(前回2.37%)。1年先インフレ期待は3.41%と大幅上昇し、OCR追加利上げが9月までに2回分織り込まれる状況に。

見通し: AUD/JPYは103〜106円のレンジを想定。雇用の弱さがRBAの利下げ観測を強め豪ドルの上値を抑制。今週27日のRBNZ政策金利決定(据え置き予想)でサプライズ利上げ示唆があれば、NZDが急騰しAUDも連れ高。一方で豪雇用の弱さが継続確認される場合はAUD売りが加速するリスク。原油価格の動向も資源国通貨として密接にリンク。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 5月22日(金)の金価格は約4,500ドル/トロイオンスで引け。米イラン協議の進展観測が有事リスクプレミアムを若干低下させた一方、米国の財政悪化懸念(ムーディーズの格下げ余波)が金の下値を支えている。本日は米欧が休場のため薄商いが予想される。今週は4,450〜4,550ドルのレンジを想定。イラン合意が成立した場合はリスクオフ後退で4,400ドル方向へ下押しされるリスクがある。

原油 (WTI): 5月22日(金)のNY原油(WTI)は96.35ドル(▼1.91ドル)で引け。米イラン合意最終草案への期待から急落したが、その後イラン高官が報道内容を否定し下げ幅をやや縮小。イラン合意が正式発表されれば中東産原油の制裁解除が視野に入り、WTIは90ドル割れも視野に入る急落シナリオ。逆に合意決裂・ホルムズ海峡封鎖懸念が再燃すれば100ドル超えも。本日は米欧休場で方向感は出にくいが、合意報道が出れば週初から大きく動く可能性がある。今週のレンジは93〜100ドルを想定。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは77,001ドル(+358ドル、+0.47%)。日中レンジは76,173〜77,604ドル。米国株の8週連続上昇と連動してリスクオンムードが継続。機関投資家のBTC ETFへの資金流入も底堅さを支える要因。本日は米市場が休場のため流動性が低下し、ボラティリティが高くなりやすい。77,000ドルを明確に上抜ければ80,000ドルが次の節目、下値は74,000ドルのサポートラインが意識される。イラン情勢や米財政懸念の行方が今後のリスク資産全体の方向感を左右する。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
本日(2026年5月25日)は米国メモリアルデー・欧州聖霊降臨祭月曜日(Whit Monday)のため、米国・ドイツ・フランス等の主要市場が休場。掲載対象の主要経済指標の発表は予定されていません。

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。時刻はすべてJST。本日は米国メモリアルデー(NYSE・NASDAQ・債券市場 全日休場)および欧州聖霊降臨祭月曜日(ドイツ・フランス等 祝日)が重なるため、主要経済指標の発表はなし。米国市場は翌5月26日(火)から再開。

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