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朝の経済レポート 2026年06月29日(月) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年06月29日(月) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米テック株5連敗:先週末(6/26)のNY市場でS&P500が5営業日続落(7,354、週間-2.0%)。OpenAI IPO延期報道でAIラリーが失速し、Micron -6.69%、Nvidia -1.6%、Broadcom -3.67%。Nasdaqは週間-4.6%と大幅下落。
  • ドル円161円台で推移:DXY 101.36とドル軟調継続。ドル円は161.73円で先週末引け。中東ホルムズ海峡でタンカー通過が続き原油供給不安は後退、WTI 70.31ドル(-0.84%)。金は4,062ドルと高値圏を維持。
  • 本日の注目指標:日本5月小売業販売額(08:50、前回+2.8%、予想+3.0%)★★、英国住宅ローン承認件数(17:30、前回65.9千件、予想63.0千件)★★★、ユーロ圏消費者信頼感確報・ESI(18:00)★★★、米ダラス連銀製造業活動指数(23:30、前回+0.4、予想+1.0)★★。

🇺🇸 米国経済・為替

動向(6/26終値):S&P500は7,354.02(-0.05%)で5営業日続落。週間下落率はS&P500が-2.0%、Nasdaqが-4.6%と大幅安。OpenAI IPO延期報道が引き金となりAI・半導体株が急落(Micron -6.69%、Nvidia -1.6%、Broadcom -3.67%)。ダウは-44ポイントとやや限定的。中東ではイラン・米停戦の脆弱性が意識される一方、ホルムズ海峡をタンカーが通過し続けていることで原油供給不安は一服し、WTIは70.31ドル(-0.84%)。VIX 18.41で高止まり。DXY 101.36(-0.07%)と引き続きドル軟調。

見通し:ドルは101〜102のレンジを想定。本日23:30のダラス連銀製造業活動指数(前回+0.4、予想+1.0)が予想を上回れば製造業回復の兆しとしてドル買い材料になりやすい。AIセクターの売り圧力が続けばリスクオフ・ドル高の展開も。イラン停戦崩壊なら原油急騰→インフレ再燃懸念→FRB利下げ後退のシナリオがリスクシナリオで、株安・ドル高の複合的な動きに注意。

🇯🇵 日本経済・為替

動向(6/26終値):日経225は51,876円(-0.08%)と小幅続落。米テック株安が重荷も三菱重工(+1.32%)や三菱UFJ(+0.67%)など非IT銘柄が下支え。キオクシア(+7.64%)や東京エレクトロン(+7.26%)など一部半導体株は上昇。シカゴ先物は大取終値比90円高で週明けを迎える。ドル円は161.73円と先週末比小幅ドル高で引け。

見通し:ドル円は161〜162円台のレンジを想定。本日08:50に5月の小売業販売額(前年比、前回+2.8%、予想+3.0%)が発表予定。予想を上回れば国内消費回復を示し日銀追加利上げ観測が強まり円高方向への圧力が高まる。下振れなら円安継続。DXYが101台と低水準なためドル高方向への大幅な戻しは想定しにくく、161円台後半での揉み合いが基本シナリオ。

🇨🇳 中国経済・為替

動向(6/26):USD/CNH 6.8034(-0.02%)と人民元はほぼ変わらず。人民元は対ドルで安定した推移が続く。中国本土・香港市場の詳細データは限定的。

見通し:人民元は6.80〜6.82のレンジを想定。今週火曜日に予定される中国製造業PMI・非製造業PMIが今後の人民元の方向性を決める焦点。回復基調が続けば人民元の下支え要因に。米中通商摩擦の動向次第では突発的な人民元安のリスクもある。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向(6/26終値):EUR/USD 1.1384(-0.04%)、EUR/JPY 184.20(変わらず)。ECBは利下げサイクル中で、本日明朝(06/30 02:30)にラガルド総裁が発言予定。欧州委員会は6/22にユーロ圏消費者信頼感フラッシュ(-17.7)を公表済みで、本日18:00にESI完全版が発表される。

見通し:EUR/USDは1.13〜1.14のレンジを想定。本日17:00のユーロ圏マネーサプライM3(前年比、前回+2.7%、予想+2.7%)は信用状況の確認材料。18:00の消費者信頼感確報・鉱工業信頼感・ESIが予想を上回れば一時的なユーロ高も。ただし明朝02:30のラガルド発言でECBのハト派姿勢が再確認されればユーロへの下押し圧力となる。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向(6/26終値):AUD/USD 0.6896(+0.06%)、NZD/USD 0.5641(-0.16%)。AUD/JPY 111.57(-0.03%)、NZD/JPY 91.26(+0.05%)。オセアニア通貨は対ドルで概ね小幅な動き。RBAは利下げサイクル入りでAUD軟調バイアス。

見通し:AUD/USDは0.685〜0.695のレンジを想定。今週火曜日のRBA6月議事要旨が最大の焦点で、追加利下げ示唆なら0.685割れのリスクもある。NZD/USDは0.560〜0.570のレンジ。米テック株の売り継続によるリスクオフ拡大がオセアニア通貨全般を押し下げるリスクシナリオとして注意が必要。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド:XAU/USD 4,062ドル(-0.67%)。史上最高値圏(当日高値4,089ドル)から利食い売りに押されたが4,000ドル台を維持。中東緊張一服とドル軟調の綱引き状態が続く。銀(XAG/USD)は58.72ドル(-0.78%)と連れ安。今週の米雇用統計(7/2、独立記念日前倒し発表)が金相場の方向性を左右する見込み。

原油(WTI):70.31ドル(-0.84%)。ホルムズ海峡でタンカー通過が確認され供給不安がやや後退。ただしイラン停戦は依然脆弱で、停戦崩壊なら70ドル台から75ドル超へ急伸するリスクがある。ダラス連銀指数が強ければ米国の景気回復・需要増加期待が下支え材料に。

🪙 仮想通貨

BTC:59,719ドル(-0.48%)。5.9万〜6.0万ドルのレンジで揉み合い継続。OpenAI IPO延期報道によるリスクオフが小幅な重荷となっているが、ビットコインETFフローへの影響は限定的とみられる。60,000ドルの節目を明確に突破すれば6.5万ドル方向を試す展開も。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:50 🇯🇵 小売業販売額[前年比] +2.8% +3.0% ★★
08:50 🇯🇵 百貨店・スーパー販売額[前年比] +2.0%
14:00 🇬🇧 ピル・BOEチーフエコノミスト 発言
17:00 🇪🇺 マネーサプライM3[前年比] +2.7% +2.7% ★★★
17:30 🇬🇧 消費者信用残高 +19億GBP +19億GBP
17:30 🇬🇧 住宅証券融資高[ネット] +44億GBP +46億GBP ★★
17:30 🇬🇧 住宅ローン承認件数 65.9千件 63.0千件 ★★★
17:30 🇬🇧 マネーサプライM4[前月比] +0.2% ★★
17:30 🇬🇧 マネーサプライM4[前年比] +4.5% ★★
18:00 🇪🇺 消費者信頼感(確報) -17.7 -17.7 ★★★
18:00 🇪🇺 経済信頼感(ESI) 93.5 94.3
18:00 🇪🇺 鉱工業信頼感 -8.0 -7.0 ★★
18:00 🇪🇺 サービス業信頼感 +2.2 +2.8
23:30 🇺🇸 ダラス連銀製造業活動指数 +0.4 +1.0 ★★
翌02:30 🇪🇺 ラガルド・ECB総裁 発言

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。前回・予想の値は取得時点のもので、実際の発表値と異なる場合があります。時刻はJST(日本標準時)。「翌」は06月30日(火)早朝の発表を示します。

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