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朝の経済レポート 2026年07月01日(水) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年07月01日(水) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国株が連日で最高値更新: NYダウは前日比136ドル高の52,319.20ドルで2日連続の最高値更新。S&P500・ナスダックも上昇し、4-6月期は2020年以来最高のパフォーマンスとなった。
  • ドル円は40年ぶりの安値圏で162円台: 当局の介入警戒が強まる中、片山財務相は「必要に応じていつでも適切に対応する」と発言。本日は重要指標が集中するため値動きが大きくなりやすい。
  • 日銀短観(6月調査)が08:50発表: 大企業製造業業況判断DIは前回+17から+16への悪化が予想されており、日銀の利上げ判断への影響が注目される。
  • 主要国の製造業PMI確報値が集中発表: 豪州・中国・スイス・フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国の製造業PMIが本日に集中(月初の標準スケジュール)。
  • 米国ではADP雇用統計とISM製造業景況指数に注目: 7月4日が土曜のため雇用統計(非農業部門雇用者数)は7月2日(木)に前倒し発表される見通しで、本日21:15のADP雇用統計がその前哨戦として重要性を増す。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 6月30日のNYダウは前日比136ドル高(+0.26%)の52,319.20ドルで2日連続の最高値更新。S&P500、ナスダック総合も上昇し、AI・半導体関連株への買いが継続。4-6月期は主要3指数とも2020年以来最高のパフォーマンスとなった。

見通し: 本日は21:15のADP雇用統計(予想+12.0万人、前回+12.2万人)と23:00のISM製造業景況指数(予想53.8、前回54.0)が注目される。7月4日が土曜日のため、本来金曜発表の雇用統計(非農業部門雇用者数)は7月2日(木)に前倒しされる見通しで、ADPの結果次第で木曜の雇用統計への期待値が上下しやすい。ADP・ISMが予想を上回れば株高・ドル高の流れが続く一方、ISM支払価格(予想77.8)が前回(82.1)から大きく低下すればインフレ鈍化観測からFRBの利下げ期待が強まり、ドル売りに転じるリスクがある。22:00・22:30にはウォーシュFRB議長の発言機会もあり、金融政策スタンスへの言及があれば相場が動きやすい。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 6月30日の日経平均は前日比594円21銭高(+0.86%)の70,062円32銭と続伸し、3営業日ぶりに7万円台を回復。東京エレクトロンやキオクシアなど半導体関連株が買われた。ドル円は緩やかな円安進行となり、一時162.377円と40年ぶりの円安水準をつけた。

見通し: 本日08:50発表の日銀短観(6月調査)に注目。大企業製造業業況判断DIは前回+17から+16への小幅悪化、設備投資計画(前年比)は+3.3%から+11.0%への大幅上振れが予想されている。業況判断が予想より強ければ早期利上げ観測が再燃し円高方向に振れやすいが、弱ければ円安・株高の流れが続きやすい。ドル円は162円台では当局の口先介入が意識されやすく、163円接近では実弾介入への警戒から上値が抑えられる可能性がある一方、米ISM・ADPがドル高材料となれば163円台への試しも考えられる。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 前回(5月分)のRatingDog製造業PMIは51.8と、米中摩擦の影響を受けつつも2カ月連続の改善傾向を維持した。

見通し: 本日10:45発表の6月分RatingDog製造業PMI(予想52.0、前回51.8)に注目。予想を上回れば内需主導での景気底打ち感が強まり人民元・資源国通貨に支援材料となるが、新規輸出受注の弱さが続くようであれば米中通商摩擦の影響継続が懸念され、豪ドル・NZドルなど資源国通貨にも波及するリスクがある。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 5月のユーロ圏消費者物価指数(前年比)は+3.2%と、ECBの目標である2%を上回る水準で推移していた。

見通し: 本日16:50〜17:00にフランス・ドイツ・ユーロ圏の製造業PMI確報値、18:00にユーロ圏CPI速報(予想+3.0%、前回+3.2%)とコアCPI(予想+2.5%、前回+2.6%)が発表される。CPIが予想以上に低下すればECBの利下げ余地が広がるとの見方からユーロ売りが優勢となりやすいが、PMI確報値が改定値から上方修正されれば景気底打ち感とインフレ粘着性の両面からユーロが底堅く推移する可能性もある。18:00・19:30・22:30にはチポローネ専務理事、レーン専務理事、ラガルド総裁の発言機会が続き、CPI結果への反応として金融政策スタンスに言及があれば要警戒。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 豪ドルは米中摩擦への警戒や資源価格の動向を受け、対ドルでは限定的な値動きにとどまっている。NZドルについては本日特筆すべき経済指標の発表は確認されていない。

見通し: 本日08:00発表の豪州製造業PMI(前回51.2)に注目。中国RatingDog製造業PMI(10:45)の結果も豪ドルに連鎖しやすく、中国指標が強ければ資源国通貨買いが進みやすい。米国側のISM・ADPがドル高材料となれば、豪ドル・NZドルともに上値が抑えられるリスクがある。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 4,015.3ドル(+0.19%)と底堅い動き。中東情勢の不透明感や、本日の米ISM・雇用関連指標を控えた持ち合いとなりやすい。

原油 (WTI): 70.57ドル(-0.11%)とやや軟調。ホルムズ海峡情勢の落ち着きが意識される一方、本日23:30のDOE原油在庫(予想-290.2万バレル、前回-608.8万バレル)の結果次第で値動きが出やすい。

🪙 仮想通貨

BTC: 58,591ドル(-2.71%)と軟調。直近高値(60,360ドル)からの利益確定売りが優勢となっている。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:00 🇦🇺 製造業PMI 51.2 ★★
08:50 🇯🇵 日銀短観[大企業製造業業況判断] +17 +16 ★★★
08:50 🇯🇵 日銀短観[大企業製造業先行き] +14 +13 ★★
08:50 🇯🇵 日銀短観[大企業非製造業業況判断] +36 +36 ★★
08:50 🇯🇵 日銀短観[大企業非製造業先行き] +29 +29 ★★
08:50 🇯🇵 日銀短観[大企業全産業 設備投資][前年比] +3.3% +11.0% ★★★
10:45 🇨🇳 RatingDog製造業PMI 51.8 52.0 ★★
14:00 🇯🇵 消費者態度指数 33.6 34.1
14:00 🇯🇵 自動車販売台数[前年比] +5.6% ★★
15:00 🇬🇧 ネーションワイド住宅価格[前月比] -0.6% +0.1% ★★★
15:00 🇬🇧 ネーションワイド住宅価格[前年比] +1.7% +2.5% ★★★
15:30 🇨🇭 実質小売売上高[前年比] +1.6% ★★
16:30 🇨🇭 製造業PMI 57.3 56.5 ★★
16:50 🇫🇷 製造業PMI 50.7 50.7 ★★★
16:55 🇩🇪 製造業PMI 50.0 50.0 ★★★
17:00 🇪🇺 製造業PMI 51.3 51.3 ★★
17:30 🇬🇧 製造業PMI 53.1 53.1 ★★
18:00 🇪🇺 消費者物価指数[前年比] +3.2% +3.0% ★★★
18:00 🇪🇺 消費者物価指数[コア][前年比] +2.6% +2.5% ★★
18:00 🇪🇺 チポローネ・ECB専務理事 パネルディスカッション
19:30 🇪🇺 レーン・ECB専務理事 パネルディスカッション
20:00 🇺🇸 MBA住宅ローン申請指数[前週比] +1.0% ★★★
21:15 🇺🇸 ADP雇用統計 +122千人 +120千人 ★★★
22:00 🇺🇸 ウォーシュ・FRB議長 パネルディスカッション
22:30 🇺🇸 ウォーシュ・FRB議長 発言
22:30 🇪🇺 ラガルド・ECB総裁 発言
22:30 🇬🇧 ベイリー・英中銀(BOE)総裁 発言
22:30 🇨🇦 マックレム・加中銀(BOC)総裁 発言
22:45 🇺🇸 製造業PMI 55.7 55.7 ★★★
23:00 🇺🇸 ISM製造業景況指数 54.0 53.8 ★★★
23:00 🇺🇸 ISM支払価格 82.1 77.8 ★★
23:00 🇺🇸 建設支出[前月比] +0.4% +0.2% ★★
23:30 🇺🇸 DOE米国原油在庫[前週比] -6088kbbl -2902kbbl ★★

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。
時刻はすべて日本時間(JST)。掲載対象期間は本日07月01日 JST 6:00〜翌07月02日 JST 6:00。
豪州・中国・スイス・フランス・ドイツ・ユーロ圏・英国・米国の製造業PMIは、毎月第1営業日に確報値が発表される標準スケジュールに基づく。
米雇用統計(非農業部門雇用者数)は7月4日(土)の祝日に伴い、7月2日(木)に前倒し発表される見通し。
本日はニュージーランドの主要経済指標の発表は確認されていません。

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