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朝の経済レポート 2026年07月04日(土) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年07月04日(土) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • NYダウ最高値更新: 独立記念日の振替休日を控えた7/2(木)の取引でNYダウは前日比594.83ドル高の52,900.07ドルと最高値を更新。一方ナスダック総合は207.36ポイント安の25,832.67と半導体株安が重石となった。
  • 日経平均が全面高で反発: 7/3(金)の東京市場で日経平均は前日比1010円高の69,744円。半導体株からトヨタ・イオンなど出遅れ株へ資金がシフトし、TOPIXは5日続伸・東証プライムの約8割が値上がりした。
  • 米6月雇用統計は「ちょうど良い」内容: 非農業部門雇用者数は+5.7万人と市場予想を下回ったが、失業率は4.2%(5月4.3%)に低下。労働参加率の低下・貯蓄率3%への低下は消費の脆さも示唆する。
  • 金・銀・ビットコインが揃って上昇: 金(+1.25%)・銀(+2.34%)が大幅高となり逃避需要とインフレヘッジ需要が優勢。ビットコインも+1.69%と反発しリスク選好の動きも併存した。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 7/2(木)のNY市場でNYダウは前日比594.83ドル高の52,900.07ドルとなり、独立記念日を控えた取引で最高値を更新した。一方S&P500はほぼ横ばい、ナスダック総合は207.36ポイント安の25,832.67と続落したが、週間ベースでは主要3指数とも上昇を確保した。背景には6月の米雇用統計があり、非農業部門雇用者数は+5.7万人と市場予想を下回ったが、失業率は4.2%(5月4.3%から低下)となり、「悪すぎず良すぎない」内容と受け止められた。半導体株には利益確定売りが優勢となり、フィラデルフィア半導体指数(SOX)は5%超下落。アップルが中国製メモリー調達検討との報道を受け上昇する一方、サンディスクは14%安となるなど資金シフトが鮮明になった。本日(7/4・土)は独立記念日の振替休日で米国市場は休場。

見通し: 米国市場は本日休場のため新規材料は乏しいが、週明け以降は雇用統計を受けたFRBの金利見通し修正が焦点となる。労働参加率の低下・貯蓄率3%への低下は消費の脆さを示唆しており、次回FOMCでの利下げ観測が強まれば株高・ドル安要因となる一方、半導体株からのセクターローテーションが続けば主要指数の上値は重くなりやすい。原油安が定着すればインフレ鈍化観測を後押しし利下げ期待を支えるが、地政学リスクが再燃すれば逆の動きとなるリスクがある。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 7/3(金)の東京市場で日経平均株価は反発し、終値は前日比1010円高の69,744円。前日(7/2)には半導体関連株の急落を受けて一時1100円超下落する場面があったが、米6月雇用統計が「ちょうど良い」内容と受け止められ利上げ観測後退を背景に押し目買いが優勢となった。半導体株ではキオクシアホールディングスが一時10%安から10%超高へ急反転、SUMCOも年初来高値を更新。トヨタやイオンなど出遅れていた自動車・小売株にも資金シフトが広がり、TOPIXは5日続伸、東証プライムの約8割が値上がりする全面高商状となった。ドル円は161.376円(+0.23%)と底堅く推移している。

見通し: 週明けの日経平均は69,000円台後半でのもみ合いを想定。米国市場が独立記念日で休場のため手掛かり材料は限定的だが、半導体株からバリュー株・出遅れ株へのセクターローテーションが続くかが焦点となる。SOX指数の落ち着きが確認できれば半導体株にも見直し買いが入りやすく7万円台回復の可能性があるが、韓国株など周辺市場が不安定化すれば再び半導体株主導の下落リスクもある。ドル円が161円台後半で高止まりすれば輸出関連株の支援材料となる。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 上海総合指数は上昇トレンドチャネルの下限を割り込み、上値の勢いの鈍化を示唆する展開となった。半導体サプライチェーンを巡る米中の思惑もあり、方向感に乏しい値動きが続いている。

見通し: 週明けは上海総合が上昇トレンドを再構築できるかが焦点。米国市場が休場で商いは閑散となりやすいが、半導体サプライチェーンを巡る報道次第では関連株のボラティリティが高まるリスクがある。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: ユーロ圏株式市場ではユーロストックス50・CAC40がともに上昇トレンドチャネル内で堅調に推移。ユーロドルは1.1438ドル前後(+0.03%)、ユーロ円は184.52円(+0.20%)とユーロが底堅い動きとなった。仏伊の10年債利回り格差(スプレッド)は仏81bp・伊80bpと拡大傾向が続いている。

見通し: 週明けはユーロ圏サービス業PMI確報値などが手掛かりとなる。改善が確認されればユーロ買いが優勢となりやすいが、仏伊の財政不安を背景としたスプレッド拡大が続けばユーロ圏内の格差を意識した売りに繋がるリスクがある。米国休場で商いは薄くなりやすい点にも注意が必要。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 豪ドル・NZドルはともに対ドル・対円で上昇。豪ドル/ドルは0.6938ドル(+0.33%)、NZドル/ドルは0.5711ドル(+0.28%)と、リスク選好を背景に資源国通貨に買いが入った。

見通し: 週明けは中国のサービス業PMIなど中国指標への感応度が高い展開が続く見込み。中国指標が改善すれば資源国通貨には追い風となるが、米国休場で薄商いのなか短期的な値動きの荒さには注意が必要。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 金価格(XAU/USD)は4,175.39ドル(+1.25%)と大幅続伸。銀(XAG/USD)も62.40ドル(+2.34%)と急伸し、金銀ともに逃避需要とインフレヘッジ需要から買いが優勢となった。

原油 (WTI): WTI原油は69.26ドル(+0.44%)と小幅続伸。米独立記念日連休を控えた持ち高調整の動きもみられた。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは62,654ドル(+1.69%)と反発。株式市場の落ち着きを背景にリスク資産全般に買いが入る展開となった。

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