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朝の経済レポート 2026年07月07日(火) | 経済・為替市況

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年07月07日(火) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国株が続伸、最高値圏を維持: 7/6の米国市場はS&P500が+0.72%高の7,537.43、ナスダックが+1.12%高の26,121.16、ダウは+0.29%高の53,056とそれぞれ上昇。半導体株主導のAI相場が継続している。
  • 日経平均はほぼ横ばい、介入・政局警戒で上値重い: 7/6の日経平均は前週末比6円安の69,737円と小動き。本邦通貨当局の「不意打ち介入」への警戒感と参院決算委員会での高市首相発言への注目から方向感を欠いた。
  • ドル円は161円台後半、財政悪化懸念の円売りが優勢: 米雇用統計を受けた米利上げ観測後退のドル売りと、日本の財政悪化懸念に伴う円売りが交錯し、NY時間終盤には161.397円まで上昇した。
  • 本日21:30に米貿易収支(5月分)を発表: 予想は赤字幅拡大の-787.0億ドル(前回-559.0億ドル)。結果次第でドル円のボラティリティが高まりやすい。
  • 日本の景気動向指数(5月分速報)が14:00に発表: 先行CI指数は116.9と前回116.1からの改善が予想されている。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 7/6(月)の米国市場は続伸。S&P500は前日比+0.72%高の7,537.43、ナスダック総合は+1.12%高の26,121.16と半導体株を中心としたAI関連銘柄の上昇が指数を押し上げた。ダウ平均も+0.29%高の53,056で最高値を更新。同日発表のISM非製造業景気指数は54.0%(サービス業は24カ月連続の拡大)と底堅さを示した。為替はドル円が欧州時間に160.460円まで下落する場面もあったが、NY時間は独立記念日の振替休日で市場流動性が低下する中、円売りが優勢となり終盤には161.397円まで上昇した。

見通し: 本日21:30には5月分の米貿易収支(予想-787.0億ドル、前回-559.0億ドル)が発表される。赤字幅拡大が予想通り、またはそれ以上となればドル売り材料となり、ドル円は161円割れを試す可能性がある。一方で赤字幅が市場予想より縮小すればドル買い戻しから162円接近も想定される。ドル円は161〜162円のレンジを軸に、162円手前では日本当局の介入警戒感が上値を抑えやすい点には注意したい。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 日経平均は7/6終値69,737円と前週末比6円安(-0.01%)でほぼ横ばい。プライム市場では値上がり銘柄数が優勢な場面もあったが、本邦通貨当局による「不意打ち介入」への警戒感、および参議院決算委員会に出席した高市首相の発言内容への注目から、方向感を欠く展開となった。ドル円は161.30円前後で推移し、日銀が発表した当座預金残高見通しの内容を受け「2日の円急騰は介入ではなかった」との見方が広がったことで円売りが加速した。

見通し: 本日14:00には景気動向指数(5月分速報)が発表される。先行CI指数は予想116.9(前回116.1)、一致CI指数は予想118.5(前回118.1)と、いずれも改善が見込まれている。予想を上回れば緩やかな円買い材料となるが、為替への影響は限定的とみられる。ドル円は160.5〜162円のレンジを想定。162円接近では財務省・日銀による牽制発言や覆面介入への警戒感が強まりやすく、高市首相の国会答弁で財政運営や金融政策に踏み込んだ発言があれば、円売りが一段と加速するリスクがある。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 上海総合指数は7/6、前営業日比2.40ポイント安の4041.24(-0.06%)と小反落。持ち高調整の売りがやや優勢となったが、経済政策への期待や資金流入観測が下値を支えた。

見通し: 本日、中国の主要経済指標の発表は予定されていない。今週後半には消費者物価指数(CPI)の発表が控えており、内需刺激策の効果を見極めたいとの思惑からレンジ相場が続きやすい。米中間の通商・関税を巡る政治リスクが再燃すれば、人民元安・上海株安の反応に注意が必要。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: ユーロドルは7/6終値1.1401ドル。6月に見られた下降トレンドが一服し、短期レジスタンスとなっていた10日移動平均線を上回る展開となった。欧州株式や独仏国債は続伸した。

見通し: 本日15:00に独鉱工業生産(5月分、前月比予想+0.1%・前回+0.4%、前年比予想-0.6%・前回-0.5%)、15:45に仏貿易収支(5月分、前回-56.40億EUR)が発表される。独鉱工業生産が予想を下回れば製造業の減速懸念からユーロ売りが強まりやすく、上振れすれば1.15ドル方向を試すユーロ買いにつながる可能性がある。ユーロ圏全体としての目立った指標がない分、独仏の個別指標に対する反応が大きくなりやすい点に注意したい。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 豪ドルは主要通貨の中で最も底堅く推移し、豪ドル/円は111円台後半、NZドル/円は91円台前半で取引された。豪州(3.60%)とNZ(2.25%)の金利差を意識した「豪ドル高・NZドル安」の流れが続いている。

見通し: 本日、豪州・NZの主要経済指標の発表は予定されていないが、水曜のRBNZ(NZ準備銀行)政策金利発表を控え、持ち高調整の動きが強まりやすい。金利差を意識した豪ドルの底堅さは継続しやすい一方、RBNZが政策金利を据え置くとの観測が強まればNZドル売りが優勢となる展開に注意したい。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 4,157.501ドルと前日比7.629ドル安(-0.18%)。高値圏でのやや上値の重さが見られるが、地政学リスクを意識した底堅さは維持している。

原油 (WTI): 68.850ドルと前日比0.237ドル高(+0.35%)。中東情勢の緊迫化を意識した底堅い動きが続いている。

🪙 仮想通貨

BTC: 64,100.0ドルと前日比314ドル高(+0.49%)の小幅高。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
14:00 🇯🇵 景気動向指数(先行CI指数、5月分速報) 116.1 116.9 ★★
14:00 🇯🇵 景気動向指数(一致CI指数、5月分速報) 118.1 118.5
15:00 🇩🇪 鉱工業生産[前月比](5月分) +0.4% +0.1% ★★★
15:00 🇩🇪 鉱工業生産[前年比](5月分) -0.5% -0.6% ★★
15:00 🇬🇧 ハリファックス住宅価格指数[前月比](6月分) -0.1% +0.1% ★★★
15:00 🇬🇧 ハリファックス住宅価格指数[前年比](6月分) +0.5% ★★
15:45 🇫🇷 貿易収支(5月分) -56.40億EUR ★★
21:30 🇺🇸 貿易収支(5月分) -559.0億ドル -787.0億ドル ★★
21:30 🇨🇦 国際商品貿易(5月分) 27.2億カナダドル 24.5億カナダドル

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。
日銀短観(6月調査)は7月1日に発表済みのため本日の指標からは除外。米ISM非製造業景気指数、S&P Global非製造業/コンポジットPMI(確報値)、カナダIvey購買部協会指数は米独立記念日の振替休日の影響で発表日が前倒しとなり、いずれも7月6日に発表済みのため除外。ユーロ圏・豪州・NZ・中国・スイスの主要指標は本日発表予定なし。

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