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朝の経済レポート
経済・為替市況 2026年1月26日(月) | 市場動向と経済指標カレンダー
🎯 本日の最重要注目ポイント
- 米国経済指標: 本日22:30に発表される11月耐久財受注が注目されます。市場予想は前月比+3.0%と、前回の-2.2%からの回復が見込まれており、結果次第でドル相場の方向性を示す可能性があります。
- ドイツIFO景況感: 18:00に発表されるドイツの1月IFO企業景況感指数は、ユーロ圏最大の経済大国のセンチメントを測る上で重要です。予想は88.2と、前回の87.6から改善が見込まれています。
- アジア市場の動向: 先週金曜日(1月23日)に日銀が金融政策の現状維持を決定したことを受け、週明けの東京市場がどのように反応するかが注目されます。なお、本日はオーストラリア、インド市場が祝日のため休場です。
🇺🇸 米国経済・為替
動向: 先週金曜日(1月23日)の米国株式市場は、主要指数がまちまちの結果で取引を終えました。S&P 500(+0.1%未満)とナスダック総合(+0.3%)は小幅に上昇した一方、ダウ工業株30種平均(-0.6%)とラッセル2000(-1.8%)は下落しました。ドル円相場は1ドル=158円台で推移しています。
見通し: 本日発表される11月耐久財受注の結果が、今後の金融政策の方向性を探る上で重要な手がかりとなります。市場予想を上回る結果となれば、米経済の底堅さが示されドル買い要因となる可能性がありますが、下回る場合は景気後退懸念からリスク回避の動きが強まることも考えられます。
🇯🇵 日本経済・為替
動向: 先週金曜日(1月23日)、日経平均株価は続伸し、前日比157円高の53,846円で取引を終えました。日本銀行が金融政策の現状維持を決定したことが市場の安心感につながり、買いが優勢となりました。
見通し: 日銀の政策決定会合を波乱なく通過したことで、市場の焦点は再び企業業績や海外の経済動向に移ります。本日は14:00に11月の景気動向指数(改定値)が発表されますが、市場への影響は限定的とみられます。円相場は、米国の金融政策や地政学リスクを睨みながらの展開が続きそうです。
🇨🇳 中国経済・為替
動向: 先週は中国経済に関する主要な指標発表はありませんでした。市場は、今週発表される製造業PMIなどの経済指標に注目しています。
見通し: 中国経済の回復ペースは依然として緩やかであり、不動産市場の動向や地方政府の債務問題などが引き続き懸念材料となっています。当局による追加の景気刺激策への期待感が、市場心理を下支えする可能性があります。
🇪🇺 ユーロ圏経済・為替
動向: 先週金曜日(1月23日)、ユーロは対ドルで反発し、EUR/USDは1.18ドル台を回復しました。先週のECBラガルド総裁の発言内容は、概ね市場の想定の範囲内でした。
見通し: 本日18:00に発表されるドイツの1月IFO企業景況感指数が、当面のユーロ相場を左右する重要な材料となります。市場予想を上回る改善が見られれば、ユーロ圏経済の先行きに対する楽観的な見方が広がり、ユーロ買いにつながる可能性があります。
🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替
動向: 本日、オーストラリアは「オーストラリア・デー」、ニュージーランドは「オークランド・アニバーサリーデー」の祝日で両市場とも休場です。先週発表されたオーストラリアの12月雇用統計では、失業率が改善するなど、労働市場の堅調さが示されました。
見通し: 市場参加者が少ないため、本日のオセアニア通貨は動意に乏しい展開が予想されます。今後は、世界的な景気動向やコモディティ価格の変動が、豪ドルやNZドルの方向性に影響を与えることになります。
🥇 ゴールド & 🛢️ 原油
ゴールド: 金価格は堅調に推移しており、国内の小売価格は先週金曜日(1月23日)に1グラムあたり28,000円に迫る水準まで上昇しました。世界的な金融緩和の長期化観測が、金利の付かない金の魅力を高めています。
原油 (WTI): WTI原油価格は、先週金曜日(1月23日)の終値が1バレル=60ドル前後となりました。地政学的リスクの緩和観測が上値を抑える一方、世界経済の回復期待が下値を支える、方向感の定まらない展開となっています。
🪙 仮想通貨
BTC: ビットコインは方向感に乏しい展開が続いています。先週金曜日(1月23日)には、米国のビットコイン現物ETFから4日連続で資金が流出し、約1億ドルの純流出を記録しました。ETFからの資金流出の動きが続くかどうかが、当面の焦点となりそうです。
🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)
| 時刻 | 国 | 指標名/発言者 | 前回 | 予想 | 重要度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 14:00 | 🇯🇵 | 11月 景気一致指数 (CI) 改定値 | 115.2 | – | ★☆☆ |
| 14:00 | 🇯🇵 | 11月 景気先行指数 (CI) 改定値 | 110.5 | – | ★☆☆ |
| 18:00 | 🇩🇪 | 1月 IFO企業景況感指数 | 87.6 | 88.2 | ★★★ |
| 21:00 | 🇲🇽 | 12月 失業率 | 2.66% | – | ★☆☆ |
| 22:30 | 🇺🇸 | 11月 耐久財受注 (前月比) | -2.2% | 3.0% | ★★★ |
| 22:30 | 🇺🇸 | 11月 耐久財受注・輸送用機器除く (前月比) | 0.2% | 0.3% | ★★☆ |
注記:
記載の時刻は全て日本時間(JST)です。重要度は市場の注目度を基にした独自の判断です。
本日はオーストラリア、ニュージーランド、インド市場が祝日のため休場となります。
