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朝の経済レポート
経済・為替市況 2026年01月31日(土) | 市場動向と経済指標カレンダー
🎯 本日の最重要注目ポイント
- 休場日: 2026年01月31日(土)は土曜日のため、世界主要市場は休場です。本日の経済指標発表はありません。
- 前日の米ドル円: 2026年01月30日(金)の取引で154.758円で引けました。FOMCの政策金利据え置き(3.50-3.75%)と、パウエル議長の慎重姿勢を受けて1.07%上昇しました。
- 来週への展望: 週明けは各国の雇用統計や中央銀行の金融政策動向に注目が集まります。日本時間の月曜早朝にオセアニア市場が開場します。
🇺🇸 米国経済・為替
動向: 2026年01月30日(金)、米ドル円は154.758円で引けました(前日比+1.07%)。FOMC後のパウエル議長会見では「インフレが目標に向かっているが慎重に進める」と述べ、当面の利下げに消極的な姿勢を示しました。この発言を受けてドル買いが進行し、同日の高値は154.782円を記録しました。米国債券市場では長期金利がやや上昇し、ドル支持材料となりました。
見通し: 週明けからは米雇用統計や経済指標の発表が控えており、FRBの利下げペース見通しが焦点となります。市場ではインフレの粘着性を背景に「慎重な金融政策運営」が継続するとの見方が強く、ドルは当面堅調に推移する可能性があります。ただし、経済指標の下振れがあれば利下げ期待が再燃し、ドル反落のリスクもあります。
🇯🇵 日本経済・為替
動向: 2026年01月30日(金)発表の日本経済指標では、12月失業率が2.6%(予想通り)、有効求人倍率は1.19(予想1.18を上回る)と、労働市場は底堅さを維持しました。一方、1月東京都区部コアCPIは前年比+2.0%と、前月の+2.3%から鈍化し、予想(+2.2%)も下回りました。インフレ圧力の弱まりは、日銀の追加利上げ観測を後退させる要因となり、円売りが進みました。12月鉱工業生産は前月比-0.1%と、予想(-0.4%)よりも改善しました。
見通し: インフレ鈍化により日銀の早期追加利上げ期待は後退しており、日米金利差拡大を背景に円安基調が継続する可能性があります。ただし、週明け以降に発表される雇用統計や賃金動向次第では、日銀の政策スタンス変化への期待が再燃する可能性もあります。当面は154円台での推移が予想されます。
🇨🇳 中国経済・為替
動向: 2026年01月30日(金)、米ドル人民元(USD/CNH)は6.96035で引けました(前日比+0.23%)。中国人民銀行は穏健な金融政策を継続しており、経済成長を下支えする姿勢を維持しています。中国国内では不動産市場の低迷が続く一方、製造業PMIなど一部の経済指標には底打ちの兆しも見られています。
見通し: 中国政府は2026年も景気刺激策を継続する方針であり、財政支出拡大やインフラ投資が期待されています。ただし、米中貿易摩擦の再燃リスクや不動産セクターの構造的問題が重荷となり、人民元は対ドルで緩やかな下落圧力にさらされる可能性があります。週明けは中国の製造業・サービス業PMIに注目が集まります。
🇪🇺 ユーロ圏経済・為替
動向: 2026年01月30日(金)、ユーロドル(EUR/USD)は1.18545で引けました(前日比-0.96%)。ドイツの10-12月期GDP速報値は前期比+0.3%と、予想(+0.2%)を上回りましたが、ユーロ圏全体の経済回復ペースは緩やかです。フランスの10-12月期GDP速報値も前期比+0.2%と予想通りでした。ECBの金融政策は依然として緩和的であり、米国との金利差拡大がユーロ売り圧力となっています。
見通し: ユーロ圏のインフレ率は目標水準に向けて低下しつつあり、ECBは追加利下げの余地を残しています。一方、米国FRBが慎重姿勢を維持する中、ユーロドルは1.18台での推移が続く見通しです。ドイツの経済指標が予想を上回る展開が続けば、ユーロ反発の可能性もありますが、政治的不透明感が重荷となる可能性があります。
🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替
動向: 2026年01月30日(金)、豪ドル円(AUD/JPY)は107.771円で引けました(前日比-0.10%)。豪ドル米ドル(AUD/USD)は0.69643で引け、前日比-1.13%と大きく下落しました。オーストラリアでは10-12月期の卸売物価指数(PPI)が前期比+0.8%と、前期の+1.0%から鈍化しました。NZドル円(NZD/JPY)は93.196円(前日比+0.15%)、NZドル米ドル(NZD/USD)は0.60226(前日比-0.78%)で引けました。
見通し: オーストラリア準備銀行(RBA)は景気減速とインフレ鈍化を背景に、利下げの可能性を模索していますが、労働市場の底堅さが政策変更を遅らせています。NZも同様に金融政策の転換点にあり、週明けの雇用統計や消費者信頼感指数が注目されます。対円では比較的堅調ですが、対ドルでは軟調な展開が続く見通しです。
🥇 ゴールド & 🛢️ 原油
ゴールド: 2026年01月30日(金)、金価格は米ドル高の影響を受けて軟調に推移しました。FOMCでの利下げ期待後退がドル買いを誘発し、ドル建て金価格には逆風となりました。一方、地政学的リスクや中央銀行の金購入需要が下支え要因となっており、大幅な下落は限定的でした。市場では1オンス2,700ドル前後での推移が続いています。
原油 (WTI): WTI原油先物価格は、米国の原油在庫動向とOPECプラスの生産調整姿勢を巡る思惑から、1バレル75ドル近辺でのもみ合いが続いています。中国経済の回復期待と米国の原油生産増加がバランスしており、大きなトレンドは形成されていません。週明けはエネルギー需要の動向と中東情勢に注目が集まります。
🪙 仮想通貨
BTC: ビットコイン(BTC)は、2026年01月30日(金)時点で約102,000ドル近辺で推移しています。米国のビットコインETFへの資金流入は続いているものの、米ドル高と株式市場の調整局面が重荷となり、上値は限定的です。一方、機関投資家の関心は依然として高く、下値も堅い展開が続いています。週明けは米株式市場の動向と規制動向に注目が集まります。
🗓️ 本日発表予定の主要経済指標
| 時刻 | 国 | 指標名/発言者 | 前回 | 予想 | 重要度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 本日(2026年01月31日・土曜日)は主要市場が休場のため、経済指標の発表予定はありません。 | |||||
注記:
・重要度★★★は市場への影響が特に大きい指標です。
・予想値は市場コンセンサスであり、発表時刻や内容は予告なく変更される場合があります。
・「-」は予想値が未発表、または該当データなしを示します。
・時刻はすべて日本時間(JST)で表示しています。
・週明け(2026年02月03日・月曜日)からは通常通り経済指標の発表が再開されます。
