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経済・為替市況 2026年02月12日(木)

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年02月12日(木) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国新規失業保険申請件数: 22:30発表。前回23.1万件から減少が予想され、労働市場の強さを確認する重要指標。
  • 英国GDP速報値: 16:00発表。10-12月期の成長率は前期比+0.2%と予想され、景気回復の持続性が焦点。
  • 日本企業物価指数: 8:50発表。1月分は前年比+2.3%予想で、国内インフレ動向を示す先行指標として注目。
  • 為替市場: ドル円は153.24円で横ばい、ユーロドルは1.187ドルで小幅下落。米雇用統計好調を受けた流れが継続。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 2026年02月11日(水)の米国株式市場は、1月の雇用統計が予想を大きく上回る13.0万人増を記録したことを好感し、ダウ平均は48,500ドル付近で推移。失業率も4.3%へ改善し、労働市場の底堅さが確認された。ドル円は153.10円から153.24円のレンジで横ばい推移。原油在庫統計では原油在庫が予想外の増加となり、WTI原油は64.67ドルへ小幅下落。

見通し: 本日発表される新規失業保険申請件数(前回23.1万件)と中古住宅販売件数が注目される。雇用関連指標の好調が続けば、FRBの利下げペース鈍化観測が強まり、ドル高圧力となる可能性。一方で住宅市場の停滞が確認されれば、景気減速懸念が台頭しドル円は軟調化する展開も。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 2026年02月11日(水)は建国記念の日で休場。前営業日(02月10日)の日経平均は、米国株高を受けて堅調に推移し、38,500円台で取引を終了。ドル円は153円台前半で安定的に推移している。

見通し: 本日8:50発表の1月国内企業物価指数(前年比+2.3%予想)が注目される。企業レベルでのインフレ圧力が継続していれば、日銀の追加利上げ期待が高まり円高要因となる可能性。ただし米国の雇用統計好調を受けたドル高基調が継続すれば、ドル円は153円台後半への上昇も視野に入る。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 2026年02月11日(水)発表の1月消費者物価指数は前年比+0.2%と、予想(+0.4%)を下回り、デフレ圧力の継続が懸念された。一方、生産者物価指数は-1.4%と前回(-1.9%)から改善し、製造業の持ち直しの兆しも見られる。人民元は対ドルで6.906元付近で推移。

見通し: 消費の弱さが続く中、中国政府による追加の景気刺激策期待が高まっている。不動産市場の低迷が続けば、さらなる金融緩和や財政出動の可能性があり、人民元は軟調に推移する展開が予想される。ただし製造業の改善が継続すれば、元安圧力は限定的となる可能性も。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 2026年02月11日(水)のユーロドルは1.187ドル付近で取引され、前日から小幅下落。ECBの金融緩和姿勢が継続する中、米国の堅調な経済指標を背景にユーロ売り圧力が強まった。ユーロ円は181.91円で推移。

見通し: 本日16:00発表の英国GDP速報値(10-12月期、前期比+0.2%予想)が注目される。欧州圏全体の景気回復ペースが確認されれば、ユーロは下支えされる可能性。一方で米国経済との成長率格差が意識されれば、ユーロドルは1.18ドル割れも視野に入る。ECBの追加利下げ観測も重石となる展開が予想される。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 2026年02月11日(水)、豪ドル円は109.22円で取引を終え、前日から横ばい推移。豪ドルドルは0.7128ドルで小幅上昇。NZドル円は92.68円、NZドルドルは0.6049ドルでそれぞれ堅調。中国の経済指標が予想を下回ったものの、資源価格の安定が豪ドルを下支えした。

見通し: 最大の貿易相手国である中国の経済減速が懸念材料となる中、豪州の雇用統計や賃金データの改善が続けば、RBA(豪準備銀行)の利下げペースは緩やかになり、豪ドル高要因となる。ただし中国の追加刺激策期待が後退すれば、資源需要の減退懸念から豪ドルは軟調化する可能性も。NZドルは乳製品価格の動向に左右される展開が続く見込み。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 2026年02月11日(水)、金価格は1オンス5,074.64ドルで取引を終え、前日から小幅下落(-0.19%)。米雇用統計の好調を受けた実質金利上昇が重石となった。ただし地政学リスクや中央銀行の金購入継続が下値を支えており、5,000ドル台の高値圏を維持している。

原油 (WTI): WTI原油は64.67ドルで取引を終え、前日から0.16%下落。米国の原油在庫が予想外に増加したことで需給緩和観測が強まった。OPEC+が3月も減産継続を決定したものの、需要鈍化懸念から相場は軟調。ただし中東情勢の緊迫化やカザフスタンの生産停止が下支え要因として残る。

🪙 仮想通貨

BTC: 2026年02月11日(水)、ビットコインは67,417ドルで取引を終え、前日から2.11%下落。機関投資家による利益確定売りや、米SECによる暗号資産ETFの監視強化報道が売り圧力となった。一方で長期保有者の蓄積は継続しており、6万ドル台半ばが当面のサポートラインとして意識されている。短期的にはボラティリティの高い展開が続く見込み。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
8:50 日本 1月国内企業物価指数(前年比) 2.4% 2.3% ★★
8:50 日本 1月国内企業物価指数(前月比) 0.1% 0.2% ★★
9:01 英国 1月RICS住宅価格指数 -14 -11
16:00 英国 10-12月期GDP速報値(前期比) 0.1% 0.2% ★★★
16:00 英国 10-12月期GDP速報値(前年比) 1.3% 1.2% ★★★
16:00 英国 12月月次GDP(前月比) 0.3% 0.1% ★★★
16:00 英国 12月鉱工業生産(前月比) 1.1% 0.0% ★★
16:00 英国 12月鉱工業生産(前年比) 2.3% 1.4% ★★
16:00 英国 12月製造業生産(前月比) 2.1% -0.1% ★★
16:00 英国 12月商品貿易収支 -237.11億ポンド -222.88億ポンド
22:30 米国 前週分新規失業保険申請件数 23.1万件 22.4万件 ★★★
22:30 米国 前週分失業保険継続受給者数 184.4万人 185.0万人 ★★
24:00 米国 1月中古住宅販売件数(年率換算) 435万件 415万件 ★★
24:00 米国 1月中古住宅販売件数(前月比) 5.1% -4.6% ★★

注記:

・重要度★★★は市場への影響が特に大きい指標です。

・予想値は市場コンセンサスであり、発表時刻や内容は予告なく変更される場合があります。

・「-」は予想値が未発表、または該当データなしを示します。

・時刻はすべて日本時間(JST)で表示しています。

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