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10月19日(月)経済指標&今週の見通し

今週の見通し

先週は、焦点となったブレグジット交渉、英国が継続するのか、ですが、新型コロナ第2波が急拡大、ロックダウンというほどではないにしろ、大幅な外出規制も再開し、ジョンソン英首相の支持率も徐々に低下傾向。

そんな中、ジョンソン首相は突如、「EUはカナダと同条件の通商協議を英国とする意志がない。カナダ式(FTA)ではなくオーストラリア式(WTO)で準備する」と発表。

これはEU側の譲歩を引き出すという意味では難しいが、交渉の継続という意味でポジティブ。

これからさらなる交渉が続くが、合意なき離脱への最大の危機は脱したと思われる。

上記報道によりポンド上昇したものの、その後ムーディーズが英国格付けを格下げ発表し、再度下落。
上下動激しい週末となった。

個人的には、これからもブレグジット交渉のヘッドラインで右往左往する動きとなるとは思うが、中長期的にはここから上昇の流れになると思われる。
(途中、様々なヘッドラインでちゃちゃが入り、大きめの押し目を何度もつける気もするがw)

またオージードル(AUD)については、ロウRBA総裁の11月3日金利引き下げを含ませた発言から下落傾向が続くと思われ、リオン式GBPAUDなどは上昇基調が続く可能性が高く、要注意。

10月19日(月)の重要経済指標

08:50 日 9月貿易統計
11:00 中 7-9月期四半期GDP、9月小売売上高
18:00 EU 8月建設支出
21:00 米 パウエルFRB議長発言
21:30 ラガルドECB議長発言

23:00 米 10月NAHB住宅市場指数