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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2025年07月30日

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朝の経済レポート 2025年07月30日

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朝の経済レポート

経済・為替市況 2025年07月30日 | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 日米金融政策決定会合が本日からスタート。特に本日深夜のFOMC後のパウエル議長会見に最大の注目が集まる。
  • 本日午前中に発表されるオーストラリアの第2四半期消費者物価指数(CPI)。結果次第でRBAの利下げ期待が大きく変動する可能性。
  • 昨日反落した米国株と、3日続落の日本株の動向。金融イベントを前にした市場のセンチメントを見極める上で重要。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 昨日(7/29)の市場は、主要株価指数がそろって反落。これまで相場を牽引してきたハイテク株を中心に利益確定売りが優勢となりました。ボーイングなどの企業決算が市場の期待に届かなかったことや、米中貿易協議の先行き不透明感が重しとなりました。本日深夜に結果が公表されるFOMC(連邦公開市場委員会)を前に、様子見ムードが強まっています。為替市場では、ドル円が一時148円台後半まで上昇しましたが、その後は長期金利の低下を受けて反落しました。

見通し: 全ての市場参加者の注目は、本日深夜のFOMCの結果と、その後のパウエル議長の記者会見に集まっています。今後の利下げのタイミングに関するヒントが示されるかどうかが最大の焦点です。議長の発言内容次第で、株式、為替、金利市場が大きく変動する可能性があります。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 昨日(7/29)の東京株式市場は、日経平均株価が3日続落。前週までの上昇に対する利益確定売りに押される展開でした。特に半導体関連株や自動車株が売られ、相場全体を押し下げました。本日からの日銀金融政策決定会合、そして今夜のFOMCの結果発表を前に、投資家は積極的な売買を手控えています。為替市場では、ドル円は148円台半ばでの小動きが続いています。

見通し: 本日から日銀の金融政策決定会合が始まりますが、市場の関心は主に明日の結果発表と植田総裁の会見に向かっています。それまでは、今夜のFOMCの結果を受けた米国市場の動向に連動する展開が予想されます。ドル円も、基本的にはFOMCの結果待ちとなります。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 昨日(7/29)の外国為替市場で人民元は対ドルで下落しました。米ドル高の進行が主な要因です。一方、上海総合指数は続伸し、約3年8カ月ぶりの高値を更新しています。2025年上半期の実質GDP成長率は前年同期比5.3%と政府目標を上回っており、消費が経済を牽引していますが、不動産市場の低迷は依然として懸念材料です。

見通し: 米中間の貿易協議の行方が引き続き為替相場に影響を与えそうです。また、中国国内では不動産市場の低迷が経済の重しとなる可能性がある一方、政府の消費刺激策がどこまで効果を維持するかが注目されます。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 昨日(7/29)の欧州株式市場は、前日の下落から一転して堅調に推移しました。好決算を発表した企業を中心に買い戻しが優勢となりました。為替市場では、米ドルが主要通貨に対して強含んだことから、ユーロドルは上値の重い展開となりました。アイルランド中銀総裁からECBの利下げの可能性を示唆する発言があったこともユーロの重しとなりました。

見通し: 本日発表されるユーロ圏のGDPやCPIといった重要指標が注目されます。弱い結果となれば、ECBの利下げ観測が強まり、ユーロ売りにつながる可能性があります。ただし、それ以上に今夜のFOMCの結果がユーロの対ドル相場に大きな影響を与えるでしょう。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 昨日(7/29)の為替市場で豪ドルは対円で上昇しました。本日午前10時30分に発表されるオーストラリアの第2四半期消費者物価指数(CPI)が最大の注目材料です。この結果が、今後のRBA(オーストラリア準備銀行)の金融政策、特に利下げ期待に大きな影響を与えるため、市場は結果を固唾をのんで見守っています。

見通し: CPIの結果が市場予想を上回れば、RBAの利下げ期待が後退し、豪ドル買いが強まる可能性があります。逆に、予想を下回れば、利下げ観測が強まり、豪ドル売りにつながるでしょう。発表後は、値動きが荒くなる可能性があり注意が必要です。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 昨日(7/29)の金価格は下落しました。米・EU間の貿易協定合意の報道を受け、投資家のリスク回避姿勢が和らいだことが主な要因です。安全資産としての金の需要が後退し、売りが優勢となりました。今夜のFOMCの結果発表を前に、積極的な取引は手控えられています。

原油 (WTI): 昨日(7/29)のWTI原油価格は大幅に上昇し、5週間ぶりの高値を付けました。ウクライナ情勢を巡り、米国がロシアへの経済制裁を強化する可能性を示唆したことで、原油の供給懸念が高まったことが背景にあります。世界経済の減速懸念が後退していることも、買いを後押ししています。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは昨日(7/29)、1BTCあたり約11万9,000ドルと高値圏での推移を維持しています。約90億ドル相当の大規模な売りが出たものの、現物型ビットコインETFへの継続的な資金流入などに支えられ、価格は安定しました。著名投資家がポートフォリオへのBTC組入比率の大幅引き上げを推奨するなど、機関投資家の参入を背景とした強気な見方が広がっています。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)
時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
00:30 🇺🇸 アトランタ連銀GDPNow (Q2) - - ★★☆☆☆
02:00 🇺🇸 7年物中期米国債入札 - - ★★☆☆☆
05:30 🇺🇸 米国石油協会 週間原油在庫 - - ★★★☆☆
10:00 🇳🇿 企業景況感指数 (7月) - - ★★☆☆☆
10:30 🇦🇺 消費者物価指数 (Q2) - - ★★★★★
14:30 🇪🇺 個人消費 (前月比) (6月) - - ★★★☆☆
14:30 🇪🇺 国内総生産 (前期比) (Q2) - - ★★★★☆
15:00 🇪🇺 小売売上高 (前月比) (6月) - - ★★★☆☆
16:00 🇨🇭 KOF先行指数 (7月) - - ★★☆☆☆
16:00 🇪🇺 コアCPI (前年比) (7月) - - ★★★★☆
終日 🇯🇵 日銀・金融政策決定会合(1日目) - - ★★★★★
深夜 🇺🇸 FOMC政策金利発表 & パウエル議長会見 - - ★★★★★

注記:
本日深夜にFOMCの結果発表とパウエル議長の記者会見が予定されています。議長の発言は今後の金融政策の方向性を占う上で極めて重要です。FRBメンバーは政策決定に関わるため、全員が注目されます。日銀の金融政策決定会合も本日から開催されます(結果発表は明日31日)。


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