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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2025年09月30日(火)

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朝の経済レポート 2025年09月30日(火)

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2025年09月30日(火) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • **RBAの金融政策発表とブロック総裁会見 (13:30 JST〜):** 市場の最大の注目材料。根強いインフレに対し、RBAが今後の利下げに慎重な姿勢(タカ派)を示すか、あるいは経済成長への配慮(ハト派)を見せるかで豪ドルの方向性が決まる可能性があります。
  • **FRB要人発言の集中 (13:30 JST〜):** ジェファーソン副議長、ウォーラー理事、グールズビー・シカゴ連銀総裁と、投票権を持つメンバーの発言が続きます。米国の経済見通しや金融政策の枠組みに関する発言は、年内の追加利下げ観測に影響を与え、ドル相場を大きく動かす要因となります。
  • **欧州の重要経済指標とECB要人発言:** ドイツのCPI(インフレ指標)やユーロ圏の景況感指数(ESI)が発表されます。ラガルド総裁をはじめとするECBメンバーの発言と合わせ、欧州の金融政策の先行きを探る上で重要な一日となります。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 前日の米国市場はまちまちな展開。ダウ平均は小幅安だったものの、PCEデフレーターが市場予想通りだったことでインフレ懸念が和らぎ、ハイテク株中心に買い戻されナスダックは上昇。ドル円は、米政府機関閉鎖リスクや長期金利低下を背景に148円台半ばまで下落しました。

見通し: 本日はJOLTS雇用動態調査や消費者信頼感指数が発表されますが、市場の最大の関心はジェファーソン副議長をはじめとする多数のFRB要人発言に集まります。発言内容が利下げ期待を後退させるタカ派的なものであればドルが買い戻される一方、ハト派的な内容であればドル安がさらに進む可能性があります。政府機関閉鎖問題の行方も引き続き相場の上値を抑える要因です。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 前日の日本市場は、配当権利落ちの影響が約300円と大きく、日経平均は45,000円台を割り込む場面もあるなど、続落して引けました。野口日銀審議委員のタカ派的な発言も円高・株安を後押ししました。

見通し: 本日は8月の鉱工業生産や小売売上高、日銀の「主な意見」が公表されます。特に「主な意見」で金融政策の正常化に向けた前向きな意見が多ければ、円高圧力が強まる可能性があります。米国市場の動向とFRB要人発言を受けたドル円の動きが、日本株の動向にも大きく影響するでしょう。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 内需の減速傾向が続く中、政府はデジタル消費の促進など景気刺激策を打ち出しています。人民元は対ドルで比較的安定して推移しています。

見通し: 本日発表される製造業PMIが市場の注目を集めます。結果が市場予想を上回れば、中国経済の底打ち期待から投資家心理が改善する可能性がありますが、下振れすれば世界経済の減速懸念につながるため注意が必要です。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 前日の欧州市場は、FRBの追加利下げ期待などを背景に堅調に推移。医薬品・鉱業株が相場を牽引しました。ユーロドルは米長期金利の低下を受け、1.17ドル台半ばまで上昇しました。

見通し: 本日はドイツのCPI速報値とユーロ圏の景況感指数が発表されます。インフレの根強さが示されれば、ECBの利下げ期待が後退しユーロが買われる可能性があります。ラガルド総裁をはじめとするECB要人の発言も、今後の金融政策を探る上で重要です。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 8月のCPIが市場予想を上回り、インフレの根強さが示されたことで、RBAの利下げ観測がやや後退。豪ドルは底堅く推移しています。

見通し: 本日のRBA金融政策会合が最大の焦点です。市場は金利据え置きを予想していますが、ブロック総裁の会見で今後の利下げに慎重なタカ派姿勢が示されれば、豪ドルは一段高となる可能性があります。逆にハト派的な発言が出れば、豪ドルは売られる展開となるでしょう。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 米国の利下げ観測や地政学リスクの高まりを背景に、安全資産として需要が拡大。国内小売価格は史上初の1グラム2万円台に達するなど、歴史的な高値圏での推移が続いています。

原油 (WTI): 前日は、イラクのクルディスタン地域からの原油輸出再開やOPECプラスの増産観測から供給過剰懸念が広がり、1バレル=63.45ドルまで下落しました。米国のAPI週間原油在庫統計が注目されます。

🪙 仮想通貨

BTC: 週末の急落から反発し、11万ドル台を回復する底堅い動きを見せています。歴史的に10月は価格が上昇しやすい「Uptober」への期待感も市場心理を支えています。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:50 🇯🇵 8月 鉱工業生産(速報値) -1.2% -0.8% ★★★☆☆
08:50 🇯🇵 8月 小売業販売額 - 1.1% ★★★☆☆
08:50 🇯🇵 日銀・金融政策決定会合の主な意見 - - ★★★★☆
10:30 🇦🇺 8月 住宅建設許可件数 - - ★★★☆☆
10:45 🇨🇳 9月 Caixin製造業PMI 50.5 50.2 ★★★★☆
13:30 🇦🇺 RBA政策金利発表 3.60% 3.60% ★★★★★
13:30 🇺🇸 ジェファーソンFRB副議長 発言 - - ★★★★★
14:00 🇯🇵 8月 新設住宅着工戸数 - -5.2% ★★★☆☆
14:30 🇦🇺 ブロックRBA総裁 記者会見 - - ★★★★★
15:45 🇫🇷 9月 消費者物価指数(速報値) 0.8% 1.3% ★★★★☆
16:30 🇺🇸 グールズビー・シカゴ連銀総裁 発言 - - ★★★★☆
16:55 🇩🇪 9月 失業率 6.3% 6.3% ★★★☆☆
18:00 🇪🇺 9月 景況感指数(ESI) 95.3 95.5 ★★★★☆
18:30 🇪🇺 レーン・フィンランド中銀総裁 発言 - - ★★★☆☆
19:00 🇺🇸 ウォーラーFRB理事 発言 - - ★★★★★
21:00 🇩🇪 9月 消費者物価指数(速報値) - - ★★★★★
21:50 🇪🇺 ラガルドECB総裁 発言 - - ★★★★★
22:00 🇺🇸 9月 消費者信頼感指数 97.4 95.8 ★★★★☆
23:00 🇺🇸 8月 雇用動態調査(JOLTS) 7.181M - ★★★★☆

注記:
本日発言予定のFRBメンバー(ジェファーソン副議長、ウォーラー理事、グールズビー・シカゴ連銀総裁)は、全員が2025年のFOMC投票権を保有しています。


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