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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2025年11月11日(火)

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朝の経済レポート 2025年11月11日(火)

目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2025年11月11日(火) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国政府機関閉鎖終結への期待: 米上院の予算案進展を受け、米国市場全体でリスクオンムードが広がり、株式、債券、為替市場に影響を与えました。
  • 金価格の高騰続く: FRBの利下げ期待、地政学的リスク、政府機関閉鎖終結への動きが複合的に作用し、国際金価格は4100ドル台に上昇、国内金価格も過去最高水準を更新しました。
  • 中国経済の課題と米中貿易関係の進展: 製造業の景況感の弱さや貿易黒字の減少が見られる中、米中間の関税合意が発表され、今後の経済動向に注目が集まります。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 2025年11月10日の米国市場は、政府機関閉鎖の終結への期待感から、株式市場、債券市場、為替市場ともに活発な動きを見せました。NY株式市場ではダウ平均株価が続伸し、ナスダック総合指数は2%を超える大幅高となりました。米10年債利回りは4.117%に上昇。ドル円は153.94円とドル高水準で推移しました。

見通し: 米政府機関閉鎖の動向や今後の国債入札、そして12月の予算採決が引き続き市場の焦点となるでしょう。市場のリスク選好度が回復する中、経済指標やFRBの金融政策に関する発言が注目されます。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 2025年11月10日の日本市場は、米国政府機関の一部閉鎖が収束に向かう可能性が高まったことを好感し、日経平均株価が前週末比635円高の50,911円で取引を終え、大幅に反発しました。東京外国為替市場ではドル円が上昇し、15時時点では1ドル=153.94円とドル高水準で推移しました。

見通し: 米国市場の動向や政府機関閉鎖の進展が引き続き日本株に影響を与えるでしょう。国内では、企業業績や政府の経済政策が注目されます。円相場は、米国の金融政策や日米金利差によって変動する可能性があります。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 2025年11月10日、中国人民銀行は人民元の中間レートを1ドル=7.0856元に設定。市場では対ドルで7.1199元から7.1200元前後で推移し、対円では1元=21.653円前後で取引されました。10月の製造業PMIは7ヶ月連続で50を下回り、製造業の景況感は依然として弱い動き。10月の貿易黒字は市場予想を下回り、輸出は減少しました。米中貿易関係では、相互関税とフェンタニル関連関税の修正に関する合意が発表されました。

見通し: 不動産市場の低迷や製造業の弱さなど、依然として課題を抱えていますが、米中貿易関係の進展は経済に好影響を与える可能性があります。今後の経済指標や政府の政策動向が注目されます。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 2025年11月10日の欧州市場は、米国政府機関の閉鎖解除への期待感から、株式市場が堅調に推移しました。英国のFTSE100指数、ドイツのDAX指数、フランスのCAC40指数はいずれも上昇。ドル円は堅調に推移し、欧州株高が円売りの動きを後押ししました。

見通し: 米国市場の動向や地政学的リスクが、欧州市場のセンチメントに引き続き影響を与える可能性があります。ユーロ圏の経済指標やECBの金融政策に関する発言も注目されます。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 2025年11月10日、エコノミストたちはオーストラリア経済が生産性の低迷により成長の限界点に達している可能性を指摘。RBAのハウザー副総裁は短期的な金融政策緩和の余地がほとんどないとの見解を示しました。豪ドル(AUD)は対米ドルで0.6532に上昇、対円では100円21銭前後と大幅に上昇しました。

見通し: RBAの金融政策スタンスと、今後の経済指標、特に生産性や賃金動向が注目されます。中国経済の動向も、資源国であるオーストラリアの経済に影響を与える可能性があります。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 2025年11月10日の金価格は、国際市場で1トロイオンスあたり4115.90米ドルまで上昇し、前日比で2.87%増加しました。FRBによる12月の利下げ期待、米政府機関閉鎖終結への動き、地政学的リスクの高まりが要因です。国内金価格も高騰し、店頭小売価格は1グラムあたり21,913円となりました。

原油 (WTI): 2025年11月10日のWTI原油価格は、米政府機関再開への期待感から上昇し、1バレルあたり60.13ドルで取引を終えました。しかし、供給過剰への懸念は根強く、米国産原油の増産やOPECプラスの生産量増加が持続的な回復を抑制しています。

🪙 仮想通貨

BTC: 2025年11月10日、ビットコイン(BTC)の価格は回復傾向にあり、105,500ドルから106,000ドル前後で取引されました。米国政府機関閉鎖終結への進展、トランプ大統領の「関税配当」発言、投資家心理の改善、ショートカバーが価格上昇を後押ししました。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標 (完全版)

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
8:30 🇦🇺 11月ウエストパック消費者信頼感指数 - - ★☆☆☆☆
8:50 🇯🇵 9月国際収支・経常収支(季調前) - - ★☆☆☆☆
8:50 🇯🇵 9月国際収支・経常収支(季調済) - - ★☆☆☆☆
8:50 🇯🇵 9月国際収支・貿易収支 - - ★★☆☆☆
9:01 🇬🇧 10月英小売連合(BRC)小売売上高調査(前年同月比) - - ★☆☆☆☆
9:30 🇦🇺 10月NAB企業景況感指数 - - ★☆☆☆☆
14:00 🇯🇵 10月景気ウオッチャー調査-先行き判断DI - - ★☆☆☆☆
14:00 🇯🇵 10月景気ウオッチャー調査-現状判断DI - - ★☆☆☆☆
16:00 🇬🇧 10月失業保険申請件数 - - ★★☆☆☆
16:00 🇬🇧 10月失業率 - - ★★☆☆☆
16:00 🇬🇧 9月失業率(ILO方式) - - ★★☆☆☆
19:00 🇩🇪 11月ZEW景況感調査(期待指数) - - ★★☆☆☆
19:00 🇪🇺 11月ZEW景況感調査 - - ★★☆☆☆

注記:
本日は米国とカナダが休場となります。重要度★★★★以上の経済指標および要人発言の予定はありません。


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