今日の経済指標
16:45 仏 9月PPI(卸売物価指数)
18:00 EU 9月マネーサプライM3
21:30 米 9月耐久財受注
22:00 米 8月住宅価格指数、ケースシラー米住宅価格指数
23:00 米 10月コンファレンスボード(消費者信頼感指数)、10月リッチモンド連銀製造業指数
今日の見通し
昨日は、独IFO企業景況感が予想を下回り、おりからの新型コロナ感染者再拡大を受け、ユーロ、欧州株が下落。その後、米国での新規感染者が2日連続で高水準で推移しており、これを嫌気しダウも大きく下げる展開。
本日は、引き続き米大統領選を控え、方向感が出づらいレンジ的な相場となりそう。
ドル円は節目の104.5をつけてやや反発上昇しているが、ファンダ的にはドル売り方向であり、どこかしらのタイミングから下落方向に戻ると思われる。
また欧州での新型コロナ感染再拡大が大きく取り上げられていたが、先週末から米国の感染も急拡大。過去最大だった7月16日の水準を大きく上回り、1日の感染者8万人超えを2日続けて叩き出しているが、大統領選渦中のため、トランプ大統領も対策らしい対策も取らず(感染者の増加はメディアのフェイクニュースと言う始末w)、今後のさらなる拡大が懸念される。
最後に、アリババ傘下のアントグループ(アリペイ)がニューヨークではなく、上海&香港で上場する。去年のサウジアラムコのIPOを上回る見通しで史上最大規模となる可能性が高い。
これがNYではなく上海&香港上場での上場となったことは非常に興味深く、米ドルの基軸通貨としての地位が少しずつ揺らいできている気がする。