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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2026年06月26日(金) | 経済・為替市況

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目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年06月26日(金) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • マイクロン決算が半導体株を席巻:2026年3〜5月期の売上高$41.46B(前年比+346%)・EPS $25.11・Q4ガイダンス$50Bと三冠で過去最高を更新。戦略的顧客契約16件も公表し株価は+17.9%急騰($1,236.19)。
  • 日経平均が史上最高値更新:マイクロン好決算を受けた半導体株全面高で+3,191.37円(+4.61%)の72,366.34円。アドバンテスト1銘柄だけで日経平均を約1,100円押し上げ、キオクシア+12%超、ディスコ+14.09%。
  • 米国株はまちまち:ダウ+0.14%(51,920.62)も、Apple・Microsoftのハード価格引き上げ発表でMAG7が続落。S&P500は7,357.49(-0.01%)、Nasdaq は25,358.60(-0.46%)と小幅安。
  • ドル全面高・ドル円161.8円台:ベッセント米財務長官が「ドルの覇権は不可欠」「ドルの強さを維持する」と発言しドル買いが加速。NY終盤には161.836円まで上値を伸ばし約40年ぶりの高値圏を維持。
  • 本日の注目イベント:08:30の東京都区部CPI(除生鮮、予想前年比+1.6%)が日銀追加利上げ観測の鍵。23:00のミシガン大消費者信頼感指数(確報値、前回速報48.9・予想50.0)が米株の方向性を決める。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 6月25日(木)の米国株式市場は方向感が分かれる展開となった。マイクロン・テクノロジーが2026年3〜5月期決算で売上高$41.46B(前年比+346%)・EPS $25.11と市場予想を大幅に上回る過去最高の三冠決算を発表し、株価は+17.90%急騰(終値$1,236.19)。しかし、AppleとMicrosoftがメモリコスト高騰を理由にiPhone・Xboxの価格引き上げを相次いで発表したことでMAG7銘柄に幅広く売りが波及し、テクノロジー・通信・エネルギーの3セクターが下落。S&P500は7,357.49(-0.01%)、ナスダックは25,358.60(-0.46%)とわずかに下落した。ダウは51,920.62(+71.72、+0.14%)と小幅高。J&J+1%・キャタピラー+6%など医療・金融・工業株がブルーチップ指数を下支えした。VIX(恐怖指数)は19.18と高止まりし、市場のリスク警戒感は続いている。ベッセント米財務長官が「ドルの覇権は不可欠」「ドルの強さを維持するために正しいことを行う」と発言し、ドルは主要通貨に対して全面高となった。

見通し: 本日23:00発表のミシガン大学消費者信頼感指数(確報値、前回速報値48.9・予想50.0)が最大の焦点。関税政策への不透明感から消費者心理は低迷が続いており、速報値(48.9)から改善する結果であればドル高・株高の反応が期待されるが、下振れすれば景気悲観論が再燃しリスクオフ色が強まる。また、21:30の卸売在庫(前回+0.6%・予想+0.4%)は在庫調整の進展を確認する観点から注目。メモリ価格上昇がMAG7各社のコスト構造に与える影響が長期懸念として根付いており、ナスダックは25,000〜25,800のレンジを想定。マイクロン好決算を受けた半導体セクターへの資金流入が続けば相場を下支えするが、上値では利食い売りも想定される。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 6月25日(木)の東京市場は前日引け後(米国時間6月24日)に発表されたマイクロン・テクノロジーの歴史的好決算(売上$41.46B・EPS $25.11・Q4ガイダンス$50B)を受け、半導体関連株が全面高。日経平均は終値72,366.34円(+3,191.37円、+4.61%)と史上最高値を更新した。前日(6/24)終値69,175円から約3,191円の急騰。アドバンテスト1銘柄だけで日経平均を約1,100円押し上げ、キオクシア+12%超、東京エレクトロン+7.26%、ディスコ+14.09%、ソフトバンクG+1.54%など半導体・AI関連株が相場を主導した。TOPIXも4,016.47(+52.71、+1.33%)と連れ高。為替はドル全面高の流れに加え、日米金利差を背景としたドル買い・円売りが継続。ドル円はNY終盤に161.836円まで上値を伸ばし、介入警戒感はあるものの下値は限定的となった。青森県で朝方に震度6強の地震が発生したが、為替市場への影響は限定的。

見通し: 本日08:30発表の東京都区部CPI(除生鮮、前回+1.3%・予想+1.6%)が当面の最大の焦点。予想通り加速すれば日銀の次回利上げ(2026年後半)観測がさらに強まり、円高方向への圧力が高まる可能性がある。現状ドル円は161〜162円のレンジで推移しているが、CPI が予想を大幅に上回れば160円台前半への急落もあり得る。一方、CPI が下振れすれば日銀利上げ観測後退でドル円上値追いの展開となりやすい。AIメモリ需要の強さが再確認されており半導体株の高値維持は下値を支えるが、史上最高値更新後の高値警戒感と財務省・日銀の介入警戒(161.8円台)が上値を抑える構図。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 6月25日のアジア株式市場はマイクロン決算を受けた半導体株高の流れからグローバルに恩恵を受けた。USD/CNH は6.8005近辺でほぼ横ばい推移が続き、人民元は対ドルで安定した動き。香港株はやや軟調で、米中ハイテク摩擦への警戒感が重しとなった側面もあった。

見通し: 本日は中国関連の主要指標発表はない。景気刺激策への期待感と米中貿易交渉の行方が引き続き相場を左右する。USD/CNH は6.78〜6.82のレンジを想定。半導体規制の強化・緩和に関するニュースフローに注意が必要。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: ユーロドルは1.1372近辺での小動きが続いた。ベッセント米財務長官のドル支持発言を受けたドル全面高で上値が重く、EUR/USDは1.136〜1.138のレンジで推移。欧州株(ユーロストックス50先物)は前日比+0.30%高で取引開始と伝わり、グローバルな半導体株高の恩恵を一部受けた。ECBはインフレ目標(2%)に向けた道筋を辿っており、追加利下げのペース判断が市場の焦点となっている。

見通し: 本日22:45発表のシュナーベルECB専務理事の発言に注目。ECB専務理事のタカ派代表格であるシュナーベル氏が利下げ慎重論を維持するかどうかがユーロの方向性を左右しそう。インフレが目標に近づく中でも利下げを急がないスタンスを示せばユーロ高要因となる。EUR/USDは1.132〜1.142のレンジを想定。ミシガン大消費者信頼感が弱い結果ならドル安からユーロ高への転換もあり得る。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: AUD/USDは0.6908近辺で小幅軟調、NZD/USDは0.5647で推移。6月25日には豪州CPI(5月)が発表されており、その結果がRBAの政策判断に影響を与えている。中国との貿易関係が安定する中、資源価格の動向がオセアニア通貨の方向性を規定する局面が続いている。

見通し: 本日は豪州・NZの経済指標発表はない。WTI原油の反発(+2.24%)や金属価格の動向が豪ドルをサポートする一方、ミシガン大消費者信頼感がリスクオフムードを強める結果となれば豪ドル・NZドルともに上値が重くなりやすい。AUD/USDは0.684〜0.695のレンジを想定。AUD/JPYは現在111.76円で、ドル円の動向と豪州経済の底堅さが維持されれば下値は限定的とみる。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 金(XAU/USD)は4,026.782ドル(+27.56、+0.69%)と小幅上昇。ベネズエラ地震(死者164人)など地政学リスクが下値を支えた。一方、米長期金利の低下にもかかわらずドルが全面高となったため金の上昇は限定的。本日はミシガン大消費者信頼感指数次第で方向感が定まりそうで、弱い結果ならリスクオフの金買いが強まる展開も。4,000〜4,050ドルのレンジを想定。

原油 (WTI): WTI原油は72.174ドル(+1.58、+2.24%)と反発。高値は73.207ドル、安値は69.613ドルと値幅の大きい展開だった。イラン・イスラエル停戦合意に伴うホルムズ海峡安全確保期待が引き続き上値を抑えているが、産油国の供給制約や中東情勢の不確実性が下値を支えている。ブレント原油は74.92ドル(+1.60%)。69〜74ドルのレンジ内での推移が続く見通しで、地政学リスクの再燃が急騰トリガーとなり得る。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは59,891ドル(-1,272、-2.08%)と下落。高値61,993ドルから安値58,136ドルまで下落後に小戻し。AIへの資金シフトや株式市場へのリスクマネー集中がBTC相場の重しとなっており、先週の63,000ドル台高値から5%以上の調整局面が継続している。ETFへの継続的な資金流入が下値を限定的とする一方、ミシガン大消費者信頼感がリスクオフを強める結果となれば60,000ドル割れも想定される。上値抵抗は60,500〜61,000ドル、主要サポートは58,000ドル付近。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
07:30 🇺🇸 グールズビー・シカゴ連銀総裁 講演 - -
08:30 🇯🇵 消費者物価指数〔東京都区部〕前年比 +1.4% +1.6% ★★
08:30 🇯🇵 消費者物価指数〔東京都区部・除生鮮〕前年比 +1.3% +1.6% ★★★
21:30 🇺🇸 卸売在庫〔前月比〕(5月・速報) +0.6% +0.4% ★★
22:45 🇪🇺 シュナーベル・ECB専務理事 発言 - -
23:00 🇺🇸 ミシガン大学消費者信頼感指数(6月・確報) 48.9 50.0 ★★★

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。時刻はJST(日本標準時)。前回・予想は記事作成時点の情報で変更の可能性あり。本レポートは情報提供を目的とし、投資助言ではありません。

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