目次
朝の経済レポート
経済・為替市況 2026年02月06日(金) | 市場動向と経済指標カレンダー
🎯 本日の最重要注目ポイント
- カナダ雇用統計: 1月新規雇用者数は予想0.70万人に対し前回0.82万人。失業率6.8%で横ばい予想。労働市場の強さが利下げペースを左右する重要指標です。
- ミシガン大学消費者信頼感指数: 2月速報値は予想55.0と前回56.4から低下予想。米消費マインドの悪化懸念が市場のリスク回避姿勢を強める可能性があります。
- 日本景気指標: 12月景気先行指数(予想109.8)と一致指数(予想114.4)が発表。日本経済の先行き判断に影響します。
- インド中銀政策金利: 5.25%据え置き予想。新興国金融政策の方向性を占う上で注目されます。
🇺🇸 米国経済・為替
動向: 2026年02月05日(木)の米国市場では、ドル円は157.05円で取引を終えました(高値157.07円、安値156.916円、変動率0%)。市場ではFRBの金融政策スタンスと雇用市場の健全性に注目が集まっています。WTI原油価格は62.962ドル/バレルと前日比-2.1%下落し、エネルギー需要の減速懸念が台頭しています。
見通し: 本日発表予定のカナダ雇用統計とミシガン大学消費者信頼感指数が北米経済の先行きを占う重要指標となります。特に消費者信頼感が予想を下回れば、ドル売り圧力が強まる可能性があります。FRBの利下げ観測との兼ね合いで、ドル円は156.50円~157.50円のレンジ内での推移が予想されます。
🇯🇵 日本経済・為替
動向: 2026年02月05日(木)時点で、ドル円は157.05円、ユーロ円は185.04円で推移しています。日本市場では日銀の金融政策正常化プロセスへの注目が続いており、円は主要通貨に対して比較的安定した動きを見せています。12月の全世帯家計調査では消費支出が前年比2.9%増と堅調でした。
見通し: 本日14時発表の景気先行指数(予想109.8)と一致指数(予想114.4)が市場の焦点です。指数が予想を下回れば日銀の追加利上げ観測が後退し、円安方向への圧力となる可能性があります。一方、指数が堅調であれば円買い材料となり、ドル円は156円台への下落も視野に入ります。
🇨🇳 中国経済・為替
動向: 2026年02月05日(木)時点で、米ドル人民元(USD/CNH)は6.93831で取引されています(高値6.94090、安値6.93831、変動率-0.02%)。中国人民銀行は金融緩和姿勢を維持しており、人民元は対ドルで比較的安定した動きを見せています。
見通し: 本日は中国関連の主要経済指標発表は予定されていませんが、米国の経済指標結果が間接的に人民元相場に影響を与える可能性があります。米ドルが強含めば人民元は対ドルで弱含む展開が予想されます。USD/CNHは6.93~6.95のレンジ内での推移が見込まれます。
🇪🇺 ユーロ圏経済・為替
動向: 2026年02月05日(木)時点で、ユーロドルは1.17814で取引されています(高値1.17825、安値1.17781、変動率+0.02%)。ユーロ円は185.04円(変動率+0.08%)と小幅上昇しています。ドイツの12月鉱工業生産が前月比0.8%増と堅調だったことがユーロを支えています。
見通し: 本日16時発表予定のドイツ12月鉱工業生産(予想前月比-0.3%、前年比1.8%)と貿易収支(予想145.0億ユーロ)が注目されます。予想を上回る結果となればユーロ買い材料となり、ユーロドルは1.18台への上昇、ユーロ円は186円台への上昇も視野に入ります。一方、予想を下回ればECBの追加利下げ観測が強まり、ユーロ売り圧力が高まる可能性があります。
🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替
動向: 2026年02月05日(木)時点で、豪ドル米ドルは0.69305(変動率0%)、豪ドル円は108.837円(変動率+0.01%)で推移しています。NZドル米ドルは0.59517(変動率+0.02%)、NZドル円は93.455円(変動率+0.04%)となっています。ニュージーランドは本日休場です。
見通し: 本日はオセアニア地域から主要経済指標の発表は予定されていません。米国とカナダの雇用統計の結果が資源国通貨であるオセアニア通貨にも波及する見込みです。カナダ雇用統計が堅調であればリスクオン地合いとなり、豪ドル・NZドルともに買われる展開が予想されます。豪ドル円は108.50円~109.50円、NZドル円は93円~94円のレンジが想定されます。
🥇 ゴールド & 🛢️ 原油
ゴールド: 2026年02月05日(木)時点で、金(XAU/USD)は4780.567ドルで取引されています(高値5023.815ドル、安値4759.275ドル、変動率-3.7%)。米長期金利の上昇と米ドル高を背景に、金は売り圧力を受けています。ただし地政学リスクへの警戒感が下支え要因となっています。本日のカナダ雇用統計とミシガン大学消費者信頼感指数の結果次第では、安全資産としての金買いが再燃する可能性もあります。
原油 (WTI): 2026年02月05日(木)時点で、WTI原油は62.962ドル/バレルで取引されています(高値64.422ドル、安値62.523ドル、変動率-2.1%)。世界経済の減速懸念とエネルギー需要の鈍化が原油価格を押し下げています。OPECプラスの生産調整と中東情勢の緊迫化が下支え要因となっていますが、本日の米経済指標が弱ければさらなる下落も視野に入ります。60ドル~65ドルのレンジ内での推移が予想されます。
🪙 仮想通貨
BTC: 2026年02月05日(木)時点で、ビットコイン(BTC/USD)は63,763.0ドルで取引されています(高値73,648.0ドル、安値62,339.0ドル、変動率-12.27%)。機関投資家の利益確定売りと規制強化懸念が重石となり、ビットコインは大きく下落しています。ただし、長期的な上昇トレンドは維持されており、60,000ドル台が強固なサポートラインとして機能する可能性があります。本日の米経済指標次第では、リスク回避の動きが強まり、さらなる下落もあり得ますが、逆に悪材料出尽くしからの反発も視野に入ります。
🗓️ 本日発表予定の主要経済指標
| 時刻 | 国 | 指標名/発言者 | 前回 | 予想 | 重要度 |
|---|---|---|---|---|---|
| 08:30 | 日本 | 12月全世帯家計調査・消費支出(前年同月比) | 2.9% | 0.1% | ★ |
| 08:50 | 日本 | 1月外貨準備高 | 1兆3698億USD | - | ★ |
| 14:00 | 日本 | 12月景気先行指数(CI)・速報値 | 109.9 | 109.8 | ★ |
| 14:00 | 日本 | 12月景気一致指数(CI)・速報値 | 114.9 | 114.4 | ★ |
| 16:00 | ドイツ | 12月鉱工業生産(前月比) | 0.8% | -0.3% | ★★ |
| 16:00 | ドイツ | 12月鉱工業生産(前年比) | 0.8% | 1.8% | ★★ |
| 16:00 | ドイツ | 12月貿易収支 | 131.0億ユーロ | 145.0億ユーロ | ★ |
| 16:45 | フランス | 12月貿易収支 | -41.67億ユーロ | - | ★ |
| 16:45 | フランス | 12月経常収支 | -8.0億ユーロ | - | ★ |
| 17:00 | スイス | 1月失業率 | 3.1% | 3.3% | ★ |
| 13:30 | インド | 中銀政策金利 | 5.25% | 5.25% | ★★★ |
| 22:30 | カナダ | 1月新規雇用者数 | 0.82万人 | 0.70万人 | ★★★ |
| 22:30 | カナダ | 1月失業率 | 6.8% | 6.8% | ★★★ |
| 24:00 | 米国 | 2月ミシガン大学消費者態度指数・速報値 | 56.4 | 55.0 | ★★ |
| 24:00 | カナダ | 1月Ivey購買部協会指数 | 51.9 | - | ★ |
| 29:00 | 米国 | 12月消費者信用残高 | 42.3億USD | 85.0億USD | ★ |
注記:
・重要度★★★は市場への影響が特に大きい指標です。
・予想値は市場コンセンサスであり、発表時刻や内容は予告なく変更される場合があります。
・「-」は予想値が未発表、または該当データなしを示します。
・時刻はすべて日本時間(JST)で表示しています。
・ニュージーランドは本日休場です。