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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2026年03月05日(木) | 経済・為替市況

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目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年03月05日(木) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 中東情勢が市場を直撃: 米国・イスラエルによるイラン攻撃が継続し全面リスクオフ。日経平均は一時2,660円安まで急落後、終値-2,033円(-3.61%)と今年最大級の下げで54,245円に。25日移動平均線(55,945円)を割り込み短期上昇トレンドが崩壊した。
  • 米国株も3日続落: NYダウ -403ドル(-0.82%)の48,501ドル、S&P500 -64.99(-0.94%)の6,816.63、ナスダック -232.17(-1.02%)の22,516.69。原油高によるインフレ再燃懸念と金融引き締め長期化警戒が重なった。
  • 原油は上昇も市場は「長期化せず」と判断: WTI +1.31%(75.29ドル)。ホルムズ海峡封鎖リスクが意識されるも「本当に供給が長期途絶なら120〜200ドルのはず」との見方が大勢で、上値は限定的。
  • 安全資産と逆張り: ゴールド +1.03%(5,141ドル)がリスクオフ需要で続伸。一方 BTC が+7.27%(73,258ドル)と株安に逆行し急騰。法定通貨への不信感・代替資産需要の高まりが背景と見られる。
  • 本日の注目指標: ユーロ圏HICP消費者物価指数(速報、19:00)は前回-0.6%→予想+0.5%と大幅改善見込み。米国非農業部門労働生産性(22:30)新規失業保険申請件数(22:30)も要注目。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 3月4日(水)の米国市場は3日続落。NYダウは前日比403ドル51セント安(-0.82%)の48,501ドル27セント、S&P500は-64.99(-0.94%)の6,816.63、ナスダックは-232.17(-1.02%)の22,516.69で引け。米国・イスラエルによるイラン攻撃の長期化懸念から売りが継続し、原油高によるインフレ再燃・金融引き締め長期化への警戒が重なった。一時1,200ドル超の急落場面もあったが、トランプ大統領がホルムズ海峡を通る船舶の護衛を表明したことで下げ幅を縮小。ドル円は157.04円(-0.02%)とほぼ横ばいで推移した。

見通し: 本日(3/5・木)は非農業部門労働生産性・速報値(22:30)新規失業保険申請件数(22:30)が焦点。「1カ月は攻撃が続く」とのトランプ大統領の示唆が重しとなり、地政学リスクと原油動向を注視した不安定な相場が続く見込み。下値は「買い待機資金が厚い」との見方も多く、急落局面での戻しには期待が残る。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 3月4日(水)の日経平均は3日続落、終値2,033円51銭安(-3.61%)の54,245円54銭で先月5日以来の安値。TOPIXも-138.50ポイント(-3.67%)の3,633.67と大幅安。プライム・スタンダード・グロースの全市場で9割超の銘柄が下落する「全面リスクオフ」の展開で、半導体・機械など景気敏感株に売りが集中。資源・エネルギーにもポジション解消売りが波及した。チャート上では25日移動平均線(55,945円)を割り込み、短期上昇トレンドが終了。ドル円は157円台で推移し、為替の動きは限定的だった。

見通し: 中東情勢の収拾が見通せない中、本日も上値の重い展開が予想される。ただし「下がったら買いたい」という待機資金が厚く、急落局面での押し目買いが下値を支える場面も想定される。本日の国内指標は対外・対内証券投資(08:50)の発表予定。夜間の米国指標の結果も翌日の展開に影響する見込み。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: USD/CNH(人民元)は6.894(+0.01%)と小幅高で推移。中東情勢悪化によるアジア全体のリスクオフ売りが波及し、中国株式市場も軟調な展開となった。原油高によるコスト増加懸念が重しとなる一方、中国政府による景気対策への期待感が下値を支える局面もあった。本日の中国発経済指標の発表予定はなし。

見通し: 中東情勢の動向と原油価格を引き続き注視。中国当局の政策対応(景気刺激策・人民元防衛)の有無が短期的な方向性を左右する見通し。地政学リスクが長期化するシナリオでは、エネルギー輸入コスト増の影響が中国経済への重しとなる可能性もある。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: EUR/USDは1.1633(前日比0.00%)とほぼ変わらず、EUR/JPYは182.69(-0.01%)と小幅円高。中東情勢悪化によるリスクオフ圧力がユーロ圏にも波及しているが、為替への影響は限定的だった。GBP/USDは1.3376(+0.01%)と若干のポンド高。本日の欧州注目指標は多く、フランス財政収支(16:45)、イギリス建設業PMI(18:30)、ユーロ圏小売売上高(19:00)、そしてユーロ圏消費者物価指数・HICP速報値(19:00)が最大の焦点。HICPは前回-0.6%から+0.5%への大幅改善が予想されており、ECBの利下げ判断に影響を与える可能性がある。

見通し: HICP速報値が予想通り改善すればユーロ買い材料となる一方、中東リスクオフ圧力との綱引きとなりそう。イギリス建設業PMIは前回46.4と景気収縮圏にあり、改善の有無がポンドの行方を左右する。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: AUD/USDは0.7078(+0.03%)と小幅高、AUD/JPYは111.14(+0.01%)。NZD/USDは0.5939(0.00%)、NZD/JPYは93.28(0.00%)とほぼ横ばい。本日は豪州の貿易収支(01月、09:30)が注目指標。前回は33.73億豪ドルの黒字で、資源輸出の底堅さが続いている。中東情勢による原油高はLNG・石炭の輸出国としての豪州にプラスに働く側面もあるが、リスクオフムードによる豪ドル売り圧力が上値を抑えている。

見通し: 貿易収支が改善すれば豪ドルのサポート材料に。ただし中東情勢の不確実性が続く間はリスク通貨として上値の重い展開が続く見通し。NZDも同様で、積極的な買い材料に乏しい。豪中銀(RBA)の利下げ観測も豪ドルの重しとなっている。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 3月4日(水)のゴールド(XAU/USD)は5,141ドル(+1.03%)と続伸。高値5,206ドル・安値5,084ドルのレンジで推移した。中東情勢悪化による安全資産需要が引き続き金相場を下支えしており、シルバー(XAG/USD)も83.54ドル(+1.8%)と上昇。市場アナリストは「金の150倍上昇は金の価値が上がったのではなくドルの価値が下がったことを示す」と指摘しており、インフレ・地政学リスクを背景とした安全資産需要は当面続く見通し。

原油 (WTI): WTI原油は75.29ドル(+1.31%)。高値76.55ドル・安値72.73ドル。米国・イスラエルによるイラン攻撃を背景にホルムズ海峡封鎖リスクが意識されて上昇。ただし「本当に石油供給が長期間途絶するなら120〜200ドルに急騰しているはず。70ドル台にとどまっているのは市場が長期化を見ていない証拠」との分析が多く、急騰には至っていない。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコイン(BTC/USD)は73,258ドル(+7.27%)と大幅高。高値74,047ドル・安値67,415ドルのレンジで急騰し、株式市場全体のリスクオフとは逆方向に動く「逆行高」となった。法定通貨・中央銀行体制への不信感や代替資産としての需要急増が背景と見られる。中東情勢の長期化シナリオにおいては、BTCへの資金流入が続く可能性もある。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:50 🇯🇵 日本 対外・対内証券投資 02/21-02/27 [対外証券投資-中長期ネット] -18,988億円 -
09:30 🌐 豪 貿易収支 01月 33.73億豪ドル - ★★
16:45 🇫🇷 フランス フランス財政収支 -1,247.0億ユーロ -
18:30 🇬🇧 イギリス 建設業PMI 02月 46.4 - ★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 小売売上高 01月 [前月比] -0.5% - ★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 小売売上高 01月 [前年比] 1.3% - ★★
19:00 🇪🇺 ユーロ圏 消費者物価指数(HICP・概算値速報) -0.6% 0.5% ★★★
21:30 🇺🇸 米国 チャレンジャー人員削減数 02月 [前年比] 117.8% -
22:30 🇺🇸 米国 非農業部門労働生産性指数(速報値)第4四半期 4.9% - ★★★
22:30 🇺🇸 米国 新規失業保険申請件数 02/22-02/28 21.2万件 - ★★
22:30 🇺🇸 米国 継続受給者数 02/15-02/21 183.3万件 - ★★
22:30 🇺🇸 米国 輸入物価指数 01月 [前月比] 0.1% -
22:30 🇺🇸 米国 輸入物価指数 01月 [前年比] 0.0% -
22:30 🇺🇸 米国 輸出物価指数 01月 [前月比] 0.3% -
22:30 🇺🇸 米国 輸出物価指数 01月 [前年比] 3.1% -

注記:
重要度は★〜★★★で表示。予想値「-」は予想未発表または非公開を示します。時刻はすべて日本時間(JST)。掲載対象は本日 JST 6:00〜翌日 JST 5:59 の発表予定分。トルコ・ブラジルなど対象外国の指標は除外しています。

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