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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2026年07月03日(金) | 経済・為替市況

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目次

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経済・為替市況 2026年07月03日(金) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米国市場、独立記念日で休場: 7月4日(土)の振替休日により本日7月3日は米国株式・債券市場が休場。積極的な方向感は出にくい展開が予想される。
  • ドル円、6月雇用統計後に一時160円台へ急落: 米6月雇用統計が市場予想を下回ったとみられ、NY時間外でドル売りが強まった。直近値は161.141円(高値161.152円/安値161.010円)で推移。
  • 日経平均、半導体株急落で7万円割れ: 7月2日はキオクシアHD(-11.4%)、アドバンテスト(-6.7%)、東京エレクトロン(-6.2%)など半導体関連株が軒並み急落し、終値は68,355円まで下落した。
  • 欧州でサービス業PMI確報値ラッシュ: 本日は独・仏・ユーロ圏・英国のサービス業(非製造業)PMI確報値が相次いで発表される。速報値からの修正有無に要注目。
  • 金・銀が急伸、史上最高値圏で推移: 金は前日比+2.3%高の4,123.96ドル、銀は+3.14%高の60.97ドルと、リスク回避と利下げ期待を背景に資金流入が続いている。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 7月2日の米国株式市場は、木曜夜(現地時間)に発表された6月雇用統計を翌日に控えて様子見ムードが広がった。S&P500種指数(US500)は7,470ポイント近辺で概ね横ばい推移となり、直近1カ月では約1.8%下落した一方、1年前比では+20.0%の高水準を維持している。半導体関連株を含むハイテク株の一角に売りが出た半面、金融・生活必需品セクターが相場を下支えした。ドル円は161.141円(前日比+0.08%)で推移し、高値161.152円、安値161.010円の狭いレンジ内での値動きにとどまった。

見通し: 本日7月3日は7月4日(土・独立記念日)の振替休場で米国株式・債券市場が終日休場となるため、キャッシュ市場での方向性は乏しい。ただし前日発表の6月雇用統計は市場予想を下回ったとみられ、これを受けてNY時間外ではドル売りが強まり、ドル円は一時160円台前半まで急落する場面があった。休場明け(週明け7月7日)に反応が持ち越される可能性があり、雇用統計の弱さが早期利下げ観測を強めれば株高・ドル安の流れが継続しやすい一方、米長期金利が逆に上昇するようだと株安・ドル高の複合的な値動きとなるリスクがある。ドル円は160円台後半〜161円台後半のレンジを想定。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 7月2日の日経平均株価は3日続伸からの反落となった。寄り付きから利益確定売りが先行し、下げ幅は一時1,400円を超えて節目の7万円を割り込む場面があった。終値ベースでは68,355円まで下落。米6月雇用統計の発表を控え、AI・半導体関連株を中心に利益確定の動きが強まったことが主因で、キオクシアHD(-11.4%)、アドバンテスト(-6.7%)、東京エレクトロン(-6.2%)が指数を押し下げた。ドル円は161円台前半、ユーロ円は184.218円(+0.03%)で推移した。

見通し: 本日08:50発表の国際収支(予想34,900億円、前回9,416億円)は例年、市場への影響は限定的とみられる。米国市場が独立記念日で休場となるため、材料難から日経平均はもみ合いが予想される。前日に急落した半導体株がリバウンドを試せるかが焦点で、値を戻す動きが確認されれば7万円台回復も視野に入るが、米長期金利の上昇や追加の半導体株売りが続けば68,000円割れへの再下落リスクも意識される。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 7月2日、中国関連では10:45発表のRatingDog非製造業PMI(6月分)が公表され、コンポジットPMIは54.0、サービス業PMIは54.4となり、市場予想(53.0)を上回る底堅い内容となった。USD/CNHは6.78733(前日比-0.01%)とほぼ横ばいで推移した。

見通し: 本日は中国発の重要指標の発表は確認されていない。米中間の関税・半導体規制動向が引き続き上海総合指数や人民元の重しとなり得る中、米独立記念日の振替休場で薄商いが予想され、上海総合指数・USD/CNHともに目立った方向感に欠ける展開が見込まれる。前日発表のPMIが予想を上回ったことは下支え要因となる可能性がある。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 7月2日、欧州株式市場ではEuro Stoxx50が中長期の上昇トレンドチャネル内で底堅い推移を継続した。為替はユーロドルが1.14337(前日比-0.01%)、ユーロ円が184.218円(+0.03%)とレンジ内の小動きにとどまった。

見通し: 本日は欧州タイムに独・仏・ユーロ圏・英国のサービス業(非製造業)PMI確報値が相次いで発表される。16:55のドイツPMI確報値(予想46.8=速報値据え置き)、17:00のユーロ圏サービス業PMI確報値(予想48.9)・総合PMI確報値(予想49.5)が速報値から上方修正されなければ、ユーロは上値の重い展開が続きやすい。また15:45発表の仏鉱工業生産[前月比](予想-0.4%、前回+0.1%)が予想を下回れば仏経済の減速懸念からユーロ売りが強まるリスクがあり、逆に上振れれば1.145ドル台への戻りを試す可能性もある。17:00前後のラガルドECB総裁発言にも要警戒。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 7月2日、豪ドル/米ドルは0.69171(前日比+0.02%)、豪ドル/円は111.490円(-0.04%)、NZドル/円は91.760円(-0.04%)と、いずれもレンジ内の値動きにとどまった。

見通し: 本日08:00発表の豪州非製造業PMI確報値(前回49.9)は、50割れが続けば豪州サービス業の減速を示唆し豪ドル売り材料となり得る。NZでは07:00発表のANZ消費者信頼感指数(前回86.5)に注目。なお、当初データに含まれていたNZ中銀(RBNZ)の政策金利発表は、確認の結果、次回会合が7月8日であることが判明したため、本日分の指標としては掲載から除外した。豪ドル/円は111円台前半でのレンジ推移を想定し、米雇用統計後のドル全般の軟化を受けて底堅さを維持できるかが焦点となる。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 金価格(XAU/USD)は4,123.962ドルまで急伸(前日比+2.3%)。高値4,144.117ドル、安値4,030.815ドルと値幅が大きく、史上最高値圏での推移が続いている。銀(XAG/USD)も60.97104ドル(+3.14%)と大幅高となった。

原油 (WTI): WTI原油は68.962ドル(前日比+0.49%)。高値69.321ドル、安値67.578ドルとやや振れの大きい値動きとなったが、底堅さを維持している。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは61,565.0ドル(前日比+1.21%)。高値62,216.0ドル、安値59,601.0ドルのレンジで推移し、株式市場のリスクオン・オフが交錯する中でも底堅さを見せた。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
07:00 🇳🇿 ANZ消費者信頼感指数 86.5 -
08:00 🇦🇺 非製造業PMI(確報値) 49.9 - ★★
08:50 🇯🇵 国際収支 9416.0億円 34900.0億円
10:45 🇨🇳 RatingDog非製造業PMI 54.4 53.0
15:45 🇫🇷 鉱工業生産[前月比] +0.1% -0.4% ★★★
15:45 🇫🇷 鉱工業生産[前年比] +2.8% +2.9% ★★★
15:45 🇫🇷 製造業生産指数[前月比] +0.4% -0.3% ★★
15:45 🇫🇷 製造業生産指数[前年比] +2.5% - ★★
16:50 🇫🇷 非製造業PMI(確報値) 47.4 47.4 ★★★
16:55 🇩🇪 非製造業PMI(確報値) 46.8 46.8 ★★
17:00 🇪🇺 非製造業PMI(確報値) 48.9 48.9 ★★
17:00 🇪🇺 総合PMI(確報値) 49.5 49.5 ★★
17:00 🇪🇺 ラガルド・ECB総裁 発言 - -
17:30 🇬🇧 非製造業PMI(確報値) 48.7 48.8 ★★

注記:
重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。
本日7月4日(土)は米国の独立記念日にあたり、振替休日として7月3日(金)に米国株式・債券市場が休場となるため、米国の経済指標発表はありません。カナダ・スイスについては、本日分として確認できる信頼性の高い指標が見当たらなかったため掲載を見送りました。
なお収集データに含まれていたNZ中銀政策金利、インド中銀政策金利、独製造業新規受注、ユーロ圏小売売上高・生産者物価指数(PPI)、スイス雇用統計、トルコ消費者物価指数については、ファクトチェックの結果、過去(4月・2月・3月発表分)のデータが本日分として誤って混入していたことが判明したため、掲載から除外しています。

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