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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2026年08月14日(金) | 経済・為替市況

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目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年08月14日(金) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • 米小売売上高: 21:30発表の7月小売売上高は前月比+0.1%、除自動車は+0.2%が予想されています。上振れなら米金利とドルが反発しやすく、下振れなら株高・金利低下・ドル安の組み合わせが想定されます。
  • ユーロ圏GDP: 18:00発表の4~6月期GDP改定値は前期比+0.4%、前年比+1.0%の予想です。同時発表の雇用者数と貿易収支を含め、景気の持続力とECBの政策見通しが点検されます。
  • フランス物価: 15:45に7月CPIと調和CPIの確報値が発表されます。速報値からの修正があれば、ユーロ圏のインフレ見通しと欧州金利を通じてユーロ相場に影響します。
  • 消費者心理: 23:00の米ミシガン大学消費者態度指数速報値は54.9予想です。小売売上高が強くても心理指標が悪化すれば、景気楽観とインフレ警戒が交錯し、株式・債券・ドルの値動きが不安定になる可能性があります。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 8月13日の米国株は、7月PPIの伸び鈍化と原油安を好感して上昇しました。S&P500は50.49ポイント高の7,798.99、ダウ平均は69.72ドル高の53,839.99、ナスダック総合は214.54ポイント高の26,803.03で終了し、S&P500は最高値を更新しました。米10年債利回りは前日の4.68%から4.65%へ低下。ドル円は14日06:54時点で159.529円、ユーロドルは1.15281ドルでした。

見通し: ドル円は158.80~160.20円を中心レンジと想定します。21:30の米小売売上高が総合+0.1%、除自動車+0.2%の予想を上回れば、米10年債利回りの4.70%回復とともに160円台を試す可能性があります。一方、両指標がマイナスとなり、23:00のミシガン大学指数も54.9を下回れば、158.80円割れから158円前半への調整がリスクシナリオです。原油安がインフレ懸念を和らげれば金利低下から株高・ドル安へ連鎖しやすい反面、強い消費と原油反発が重なれば、利上げ警戒による株安・ドル高へ転じる可能性があります。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 8月13日の日経平均は前日比784円高の68,308円と3日続伸し、AI・半導体関連を中心に買いが広がりました。TOPIXも最高値圏を維持し、米ハイテク株高と円安が輸出株を支えています。ドル円は159円台半ば、日経平均先物も高水準で推移しており、企業収益への円安効果と160円付近での当局警戒が併存しています。

見通し: 日経平均は67,700~69,000円、ドル円は158.80~160.20円を想定します。米小売売上高が上振れてドル円が160円を明確に上抜けば、輸出・半導体株が指数を押し上げる可能性があります。ただし、160円台では政府・日銀のけん制や介入警戒が強まり、円が急反発すれば日経平均は68,000円を割り込むリスクがあります。米長期金利低下からナスダック高が続けば日本の半導体株にも追い風となりますが、原油反発による輸入コスト上昇は内需株と実質所得の重荷になります。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 14日06:54時点のドル・オフショア人民元は6.74484元でした。中国国家統計局の公式日程では、7月小売売上高や鉱工業生産などの主要月次統計は8月17日に予定されており、本日の対象時間帯に主要な中国統計はありません。人民元相場は米ドルの方向、原油価格、中東情勢、週明けの中国指標を控えたポジション調整の影響を受けやすい状況です。

見通し: ドル・オフショア人民元は6.72~6.78元を想定します。米小売売上高が強ければドル高を通じて6.78元方向、弱ければ6.72元方向への人民元高が見込まれます。週明けの中国小売売上高と鉱工業生産が市場予想を下回るとの警戒が強まる場合、人民元安に加え、豪ドルや原油、資源株にも売りが波及する可能性があります。反対に原油安と米金利低下が続けば、中国の輸入コスト低下と金融環境改善が意識され、アジア株を下支えする余地があります。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 14日06:54時点でユーロドルは1.15281ドル、ユーロ円は183.901円でした。欧州株は13日におおむね方向感を欠きましたが、米PPIの鈍化と米金利低下はユーロの下支え材料です。本日はフランスCPI確報、ユーロ圏GDP・雇用者数、6月貿易収支が連続して発表され、成長と物価の両面からECBの政策余地が評価されます。

見通し: ユーロドルは1.1450~1.1600ドル、ユーロ円は182.80~185.00円を想定します。ユーロ圏GDPが前期比+0.4%、前年比+1.0%を上回り、フランスCPIにも上方修正があれば、欧州金利上昇を伴って1.1600ドル突破を試す可能性があります。GDP下方修正と貿易赤字拡大が重なれば1.1450ドル割れがリスクです。米小売売上高が強い場合は米欧金利差を通じてユーロ安となる一方、原油安が欧州の輸入インフレを抑えれば、債券高と域内株の支援材料になります。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 14日06:54時点で豪ドル米ドルは0.70564ドル、豪ドル円は112.574円、NZドル米ドルは0.58477ドル、NZドル円は93.286円でした。NZでは07:30に7月のBNZ・BusinessNZ製造業PMIが発表予定で、前回は59.7と大幅な拡大を示しました。豪州では本日の対象時間帯に掲載基準を満たす主要統計を確認できず、中国の週明け指標と資源価格が主な外部材料です。

見通し: 豪ドル米ドルは0.6980~0.7120ドル、NZドル米ドルは0.5780~0.5920ドルを想定します。NZ製造業PMIが前回59.7を維持または上回れば、NZドルは0.5900ドル台を試しやすくなりますが、55を下回れば前回の急伸が一時的だったとの見方から0.5800ドル割れがリスクです。米小売売上高の上振れによる米ドル高、中国景気懸念、原油・金属価格の下落が重なれば豪ドルとNZドルが同時に軟化する可能性があります。逆に米金利低下とアジア株高が続けば、高ベータ通貨への資金流入が支援材料になります。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 金スポットは14日06:54時点で1オンス4,351.43ドルと、前日比57.56ドル安でした。取引レンジは4,343.93~4,449.81ドルで、高値圏から利益確定売りが優勢になりました。本日は4,300~4,420ドルを想定し、米小売売上高が弱く米10年債利回りが4.60%を割れば4,420ドル方向へ反発する可能性があります。強い消費統計で金利とドルが同時に上昇すれば4,300ドル割れ、さらに4,250ドル方向への調整がリスクです。

原油 (WTI): 13日の原油相場は需要見通しと中東情勢をにらみながら下落し、WTIは81ドル前後へ軟化しました。ブレント原油は2.1%安の87.07ドルでした。本日はWTIで79~84ドルを想定します。需要懸念と在庫増加観測が続けば79ドル割れ、ホルムズ海峡を巡る供給不安が再燃すれば84~85ドル台への反発がリスクです。原油安はインフレ期待と米金利を抑え、株式には追い風となる一方、急反発すればインフレ再燃懸念から金利上昇・株安・ドル高へ連鎖する可能性があります。

🪙 仮想通貨

BTC: ビットコインは14日06:54時点で64,410ドル、前日比0.43%安でした。直近レンジは64,189~65,021ドルで、米株上昇に対して上値の重い推移です。本日は62,500~66,000ドルを想定します。米小売売上高の下振れで金利低下とドル安が進めば65,000ドルを回復し、66,000ドル方向を試す可能性があります。一方、強い米指標で実質金利が上昇し、64,000ドルを明確に割り込めば62,500ドル付近まで調整するリスクがあります。ナスダックの上昇継続は支援材料ですが、原油反発によるインフレ警戒は暗号資産を含むリスク資産全体の逆風になります。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
07:30 🇳🇿 7月 BNZ・BusinessNZ製造業PMI 59.7 ★★★
08:50 🇯🇵 対外証券投資・中長期債 4,779億円
08:50 🇯🇵 対内証券投資・株式 -3,925億円
15:00 🇩🇪 7月 卸売物価指数 前月比 -0.7%
15:00 🇩🇪 7月 卸売物価指数 前年比 +4.9%
15:45 🇫🇷 7月 消費者物価指数・確報値 前月比 +0.6% +0.6% ★★★
15:45 🇫🇷 7月 消費者物価指数・確報値 前年比 +2.1% +2.1% ★★
15:45 🇫🇷 7月 調和消費者物価指数・確報値 前月比 +0.6% +0.6% ★★
15:45 🇫🇷 7月 調和消費者物価指数・確報値 前年比 +2.4% +2.4% ★★
18:00 🇪🇺 4~6月期 GDP改定値 前期比 +0.4% +0.4% ★★★
18:00 🇪🇺 4~6月期 GDP改定値 前年比 +1.0% +1.0% ★★★
18:00 🇪🇺 4~6月期 雇用者数 前期比 +0.1%
18:00 🇪🇺 4~6月期 雇用者数 前年比 +0.5% ★★
18:00 🇪🇺 6月 貿易収支 季調前 -78億ユーロ ★★
18:00 🇪🇺 6月 貿易収支 季調済 -50億ユーロ ★★
21:30 🇨🇦 6月 製造業出荷 前月比 +1.3% -0.1% ★★
21:30 🇨🇦 6月 卸売売上高 前月比 0.0% +2.7% ★★
21:30 🇺🇸 7月 小売売上高 前月比 +0.2% +0.1% ★★★
21:30 🇺🇸 7月 小売売上高・除自動車 前月比 -0.2% +0.2% ★★★
23:00 🇺🇸 8月 ミシガン大学消費者態度指数・速報値 55.2 54.9 ★★★
23:00 🇺🇸 6月 企業在庫 前月比 +0.3% +0.1%

注記:
対象時間帯は2026年08月14日(金)JST 06:00から08月15日(土)JST 05:59までです。重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。米国、日本、ドイツ、ユーロ圏、フランス、英国、カナダ、豪州、NZ、中国、スイスを個別に確認しました。英国・豪州・中国・スイスについては、対象時間帯に掲載基準を満たす主要指標または公式確認可能な主要中銀関係者発言を確認できませんでした。香港のGDP確定値は公式日程で確認しましたが、本レポートの対象11カ国・地域に含まれないため掲載していません。発表日は各国統計機関、米国勢調査局、Statistics Canada、INSEE、Eurostat、財務省、BusinessNZなどの公表日程と複数の経済指標カレンダーを突合しています。翌日00:00から05:59に該当する掲載対象指標はありません。

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