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朝の経済レポート

朝の経済レポート 2026年08月28日(金) | 経済・為替市況

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目次

朝の経済レポート

経済・為替市況 2026年08月28日(金) | 市場動向と経済指標カレンダー

🎯 本日の最重要注目ポイント

  • ウォーシュFRB議長の講演: 23:00にジャクソンホール会議で基調講演を行います。追加利上げや高金利維持を示唆すれば、米10年債利回りの4.70%突破、ドル円の160円接近、金やハイテク株の反落につながる可能性があります。
  • 日本の物価・雇用と介入実績: 08:30に東京コアCPI、完全失業率、有効求人倍率を発表し、19:00には財務省が7月30日から8月26日までの為替介入実績を公表します。物価の上振れや介入実績の確認は円買い材料です。
  • カナダGDP: 21:30の第2四半期GDPは前期比年率3.4%が予想されています。上振れならカナダドル高、下振れなら利下げ観測とカナダドル安が進みやすく、原油価格の動きも反応を増幅させます。
  • 米ハイテク株の上昇: 8月27日のナスダック総合は1.57%高となりました。エヌビディアの好決算でAI需要への懸念が後退しましたが、本日の米金利上昇が強まれば利益確定売りに転じるリスクがあります。
  • 欧州の景気と物価: フランスのGDP・CPIとユーロ圏の景況感を確認します。物価上振れと景況感改善が重なればユーロ高、GDPや信頼感の下振れが目立てばユーロ売りが想定されます。

🇺🇸 米国経済・為替

動向: 8月27日の米国株は、S&P500が55.29ポイント高の7,730.99、ダウ平均が105.56ドル高の53,569.44、ナスダック総合が411.16ポイント高の26,541.35で終了しました。エヌビディアが8.7%、Salesforceが22.6%上昇し、AI関連株が相場を牽引しました。一方、米10年債利回りは4.67%へ上昇し、株式市場の値上がり銘柄は一部の大型テクノロジー株に偏りました。ドル円は159円台前半から半ば、ユーロドルは1.1654付近で推移しました。

見通し: ドル円は158.70円から159.80円を中心レンジとします。22:45のシカゴPMIが予想57.9を上回り、23:00のウォーシュFRB議長がインフレ警戒を強調すれば、米10年債利回りの4.70%超えとともに159.80円を突破し、160円台を試す可能性があります。反対にPMIやミシガン大学消費者信頼感が下振れし、講演が中立的またはハト派的なら158.70円割れが視野に入ります。原油高がインフレ期待を押し上げる場合は、金利上昇、ドル高、ハイテク株安へ連鎖するリスクがあります。

🇯🇵 日本経済・為替

動向: 8月27日の日経平均株価は前日比130.18円安の66,131.98円で終了しました。朝方には66,954.69円まで上昇しましたが、利益確定売りに押されて3営業日ぶりに反落しました。エヌビディアの好決算を受けて一部の半導体関連株が買われた一方、指数寄与度の高い銘柄には売りも出ました。氷見野日銀副総裁の講演と記者会見は追加利上げに関する新たな材料に乏しく、為替への影響は限定的でした。

見通し: 日経平均は65,700円から66,900円、ドル円は158.70円から159.80円を想定します。08:30の東京コアCPIが予想1.8%を上回り、雇用指標も堅調なら日銀の利上げ観測が強まり、円高と輸出株安が進みやすくなります。反対にCPIが予想を下回り、有効求人倍率も1.19を下回れば159.80円方向への円安が想定されます。19:00の為替介入実績で大規模な円買い介入が確認された場合は、160円接近時の介入警戒が急速に高まり、ドル円がレンジ下限を割り込むリスクがあります。米ハイテク株高が続けば半導体株が日経平均を支えますが、米金利上昇によるナスダック反落は逆風です。

🇨🇳 中国経済・為替

動向: 8月27日の上海総合指数は前日比44.05ポイント高の3,956.57となり、1.13%上昇しました。世界的なハイテク株高とリスク選好が中国株にも波及しました。オフショア人民元は1ドル=6.7190元付近で小動きとなり、株高に対して通貨の反応は限定的でした。

見通し: 本日のUSD/CNHは6.70元から6.74元、上海総合は3,900から4,000を中心に想定します。対象時間帯に発表日と時刻を確認できる中国の主要指標がないため、ウォーシュFRB議長の講演、米金利、ハイテク株、原油価格が主な材料です。USD/CNHが6.70を下回れば人民元高が豪ドルや中国株を支えやすい一方、6.74を上回れば資金流出懸念から中国株、豪ドル、資源価格へ売りが連鎖する可能性があります。中東情勢の悪化で原油が85ドルを超える場合は、輸入コスト上昇が中国景気へのリスクとなります。

🇪🇺 ユーロ圏経済・為替

動向: 8月27日のユーロドルは1.1654付近で終了し、前日比ではほぼ横ばいでした。フランス株は約1.7%下落する一方、米国株高が世界的なリスク選好を支え、ユーロの方向感は限定的でした。ユーロ圏の7月経済信頼感は96.9、消費者信頼感の8月速報値はマイナス15.5で、景況感は長期平均を下回っています。

見通し: ユーロドルは1.1600から1.1700、ユーロ円は185.00円から186.30円を想定します。15:45のフランスCPIが前年比予想2.4%を上回り、18:00のユーロ圏経済信頼感も97.5を超えれば、欧州金利上昇を伴って1.1700を試す展開です。反対にフランスGDPが前期比0.2%を下回り、経済信頼感も低下すれば1.1600割れが視野に入ります。原油高によるインフレ圧力は短期的にユーロ金利を押し上げますが、輸入負担と景気悪化が意識されれば、株安とユーロ安が同時進行するリスクがあります。

🇦🇺🇳🇿 オセアニア経済・為替

動向: 8月27日の豪ドル米ドルは0.7183付近で終了し、小幅に上昇しました。NZドル米ドルは0.5943付近で小幅安となり、NZ準備銀行の同日参考値は0.59505でした。上海総合指数の1.13%上昇と米ハイテク株高は豪ドルを支えましたが、米金利上昇と原油価格の不安定さが上値を抑えました。

見通し: 豪ドル米ドルは0.7150から0.7230、NZドル米ドルは0.5900から0.6000を想定します。対象時間帯に発表日と時刻を確認できる豪州・NZの主要指標がないため、中国株、人民元、商品市況、米金利が主な変動要因です。上海総合が4,000を超え、USD/CNHが6.70を下回れば豪ドルは0.7230、NZドルは0.6000を試しやすくなります。反対にウォーシュFRB議長がタカ派姿勢を示し、米金利上昇と中国株安が重なれば、豪ドルは0.7150、NZドルは0.5900を割り込むリスクがあります。原油高による世界的なインフレ懸念は資源通貨を支える面がある一方、リスク回避が強まれば米ドル高の影響が優勢になります。

🥇 ゴールド & 🛢️ 原油

ゴールド: 8月27日のNY金先物は前日比41.20ドル安の1トロイオンス=4,653.30ドルで終了しました。米10年債利回りが4.67%へ上昇し、利息を生まない金の重しとなりました。本日は4,600ドルから4,720ドルを想定します。米指標の下振れやウォーシュFRB議長のハト派発言で実質金利が低下すれば4,700ドル台を回復しやすい一方、米10年債利回りが4.70%を超えれば4,600ドル割れが視野に入ります。中東情勢が悪化した場合は、安全資産需要と原油高によるインフレ懸念が重なり、金とドルが同時に上昇する可能性があります。

原油 (WTI): 8月27日のWTI原油先物10月限は前日比1.30ドル高の83.53ドルで終了しました。米国とイランの対立を巡る発言が悪化し、ホルムズ海峡の航行・保険コストへの警戒が供給リスクを押し上げました。本日は80.50ドルから85.00ドルを想定します。船舶や原油輸送への実害が確認されれば85ドルを突破し、インフレ期待、米金利、ドルが上昇する可能性があります。反対に協議再開や航行不安の緩和が伝われば82ドル割れが視野に入ります。原油高はカナダドルを支える一方、日本とユーロ圏には輸入インフレと株安のリスクとなります。

🪙 仮想通貨

BTC: 8月27日のビットコインは主要市場で約78,800ドルとなり、小幅に下落しました。米ハイテク株高によるリスク選好が支えとなった一方、米長期金利の上昇が上値を抑えました。本日は76,000ドルから82,000ドルを想定します。ウォーシュFRB議長が利上げに慎重な姿勢を示し、ナスダックの上昇が続けば80,000ドルから82,000ドルを試しやすくなります。反対に米10年債利回りが4.70%を超え、ドル高とハイテク株安が同時進行すれば76,000ドル方向への調整リスクがあります。原油高によるインフレ再燃も流動性相場には逆風です。

🗓️ 本日発表予定の主要経済指標

時刻 指標名/発言者 前回 予想 重要度
08:30 🇯🇵 8月東京都区部コアCPI(生鮮食品除く・前年比) 1.9%(改定1.7%) 1.8% ★★★
08:30 🇯🇵 7月完全失業率 2.5% 2.5% ★★★
08:30 🇯🇵 7月有効求人倍率 1.18倍 1.19倍 ★★★
15:00 🇩🇪 7月輸入物価指数(前月比) -0.7% 0.3% ★★
15:00 🇩🇪 7月輸入物価指数(前年比) 6.1% 6.9% ★★
15:45 🇫🇷 第2四半期GDP改定値(前期比) 0.2% 0.2% ★★★
15:45 🇫🇷 第2四半期GDP改定値(前年比) 0.7% 0.7% ★★
15:45 🇫🇷 8月CPI速報値(前月比) 0.6% 0.7% ★★
15:45 🇫🇷 8月CPI速報値(前年比) 2.1% 2.4% ★★★
15:45 🇫🇷 8月HICP速報値(前月比) 0.6% 0.7% ★★
15:45 🇫🇷 8月HICP速報値(前年比) 2.4% 2.6% ★★
15:45 🇫🇷 7月消費者支出(前月比) 0.4% 0.0%
15:45 🇫🇷 第2四半期民間部門雇用者数・詳細値(前期比) -0.1% ★★
16:00 🇨🇭 8月KOF景気先行指数 103.5 103.0 ★★★
16:55 🇩🇪 8月失業者数増減 0.60万人増 0.48万人増 ★★★
16:55 🇩🇪 8月失業率 6.4% 6.4% ★★★
18:00 🇪🇺 8月消費者信頼感・確報値 -15.5 -15.5 ★★★
18:00 🇪🇺 8月経済信頼感 96.9 97.5 ★★
18:00 🇪🇺 8月鉱工業信頼感 -6.1 -5.1 ★★
19:00 🇯🇵 外国為替平衡操作の実施状況(月次)
21:30 🇨🇦 第2四半期実質GDP(前期比年率) -0.1% 3.4% ★★★
21:30 🇨🇦 6月月次実質GDP(前月比) 0.3% 0.2% ★★★
21:30 🇨🇦 6月月次実質GDP(前年比) 1.7% 2.0% ★★★
22:45 🇺🇸 8月シカゴ購買部協会景気指数 57.6 57.9 ★★
23:00 🇺🇸 8月ミシガン大学消費者信頼感指数・確報値 51.0 51.0 ★★★
23:00 🇺🇸 ウォーシュFRB議長、ジャクソンホール会議で基調講演 ★★★

注記:
掲載対象は2026年08月28日(金)JST 06:00から08月29日(土)JST 05:59までです。重要度は★★★(最重要)、★★(注目)、★(参考)の3段階。米国、日本、ドイツ、ユーロ圏、フランス、英国、カナダ、豪州、NZ、中国、スイスを個別に確認し、発表日と発表時刻を対象ウィンドウに照合できた主要指標・発言だけを掲載しています。英国、豪州、NZ、中国については追加検索を行いましたが、発表日と時刻をともに確認できる対象時間帯内の主要指標はありませんでした。トルコ、南アフリカ、インドの指標は対象国・地域外のため掲載していません。ニュース見出しが指標として誤抽出された行、発表時刻を確認できないドイツ小売売上高、重複して収集された指標は除外しました。日本の物価・雇用は総務省統計局と厚生労働省、為替介入実績は財務省、フランス指標はINSEE、ドイツ雇用はドイツ連邦雇用庁、ユーロ圏景況感は欧州委員会、カナダGDPはカナダ統計局、米国指標と講演は各公表機関の公式日程で確認しています。翌8月29日(土)00:00から05:59までに追加掲載する主要指標は確認されていません。

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